現実が変われば憲法だって
変えるべきです。
たとえば差別的なこととか
現実にはハンセン病・障害者差別もありましたし
男女同権(異質同権。女性にできて男性にできないこともあります)についても
現実に同権じゃない状況があったとき憲法を変えるのはなじみません。
言論の自由の基本的な部分なども変えるのは問題が非常に大きいです。
現実があってさえ変えてはならないものも憲法の中にはあります。
基本的人権に深く関わることなどです(人権については素晴らしいものも今の憲法にはたくさんあります。ただ履き違えが問題)。
しかし
空文化したり
現実の国際社会も含めた社会の状況が変わっているのに
不磨の大典にしたり
ひたすら変えちゃいけない、
憲法さえ守っていたら
良いのだという考えは
危険で有害です。
現実を見ず
理想を書くことで
現実を変えることは何もできません。
武力攻撃されるかもしれない状況は変わりません。
現実への対策もなしに
条項を守っていたら
自分の考える理想に近いから良いというのは危険でしょう。
理想を掲げたからといって
不可能なら
何の意味があるのでしょうか。
世界では
特に西ドイツなどがそうですが
軍を認めない基本法から
軍を認めた基本法に変わったこともあるし
東ドイツと陸続きで緊張感がものすごかったからです。
現実が変わったという理由で憲法が変わった例はたくさんあります。
憲法を変える前に法律が変わり
それに対応して憲法が変わった例もあります。
状況が変われば変わっているのです。
法律を作る前に憲法を変えるべきだという議論ですが
反対派の議論です。
外国では
法律が変わってから現実に合わせて憲法を変えた例はたくさんあります。
今の状況は
ダチョウが(実際はこういうことはあり得ない・ダチョウはそこまで愚かではない)
頭だけ砂の中に隠して
体が出ているのに
隠れた気になって
食われてしまうという状況とおんなじです。
頭だけ隠しても
とっくにしりは出ているのです。
1.現実が変われば憲法も変わる。
2.法律が先で憲法が変わった例もある。
3.空文化したときに
(基本的人権の基本的な部分などよほど重要な変えてはいけない事項でない限り)守る必要があるのでしょうか。
ドイツは西ドイツ時代も含めて60回も憲法(基本法)を変えています。
より良い憲法に代わるなら歓迎だし
憲法は冷静になる必要があります。
理想を語って
現実政治から逃げるべきではないでしょう。
言葉通りに読んだら
自衛隊を持っていちゃいけないんだと読める憲法は
自衛隊を誰が見ても合憲に持っていかなくていいのでしょうか。
憲法を自衛隊の実態に合わせるのです。
護憲は私に言わせればとんでもない議論です。
必要があれば変えるのが当たり前です。
今までの日本の歩み・積み重ねが
すべてダメになるほど
国民はばかではありません。
自分たちがやってきた歩み・積み重ねにもっと自信を持つべきでしょう。
国会議員を選んでいるのは国民です。
国会議員の大多数が信用できないなら
国民が信用できないという意味とおんなじです
(小選挙区制の欠陥はあるにしても)。
軍国主義に戻すなんて誰ができるでしょうか。
ただ
国民でも暴走することはあり得まして
それに備える歯止めを作ることは必要でしょう。
一つの歯止めの例として
内閣総理大臣の解散権を縛る規制や
国会の構成が
二回とか三回とか選挙を経ないと
すべては決まらないようにするなど。
また
懲役・禁錮に行っている人の選挙権・被選挙権はく奪や
選挙の不正行為での被選挙権・選挙権はく奪・
責任無能力者からの選挙権はく奪などです。
一番国民の暴走を防ぐのは教育でしょう。
ただ
今までの歴史的積み重ねや・国民の生活・業務などでの
積み重ねがあり
あんまりひどいとんでもない判断はしにくいのです。
だから憲法改正です。
日本人は
自衛隊以外有事での大ナタを振るった行動は苦手ですが
平時に準備期間が十分あって
準備ができていたことは非常に得意で
秩序と巧妙さと威厳を発揮できる民族です。
生活でも業務でもです。
きめ細かな国なのです。
今、どの部分が論点になっているのか。
今までの積み重ねでいくとどういう現実になるのか。
何が必要なのか。
こういう点を注意して作れば
新しい憲法は必ず良いものになります。
国民がやれていた日々の生活の積み重ねを
信用することです。
今まで大江健三郎は自衛隊の幹部候補生をわれらの世代の恥と言いました。
路面電車で自衛隊の幹部がやくざに罵倒されるとかがありました。
自衛官や警察官の子供は学校で教師にいじめられました。
太田光は日本は憲法九条が素晴らしくて自衛隊を持っていちゃいけないんだ。
と言いました。
乙武洋匡さんは
それだとますますアメリカが威張る世の中になるだけではないでしょうか。
と言いました。
かつて自衛隊がいると「税金泥棒!」とののしられる状況でした。
自衛隊に入る高校生は
どこも就職するところがない高校生でした。
自衛官の子どもがいじめられる状況があるのです。
反自衛隊感情はものすごかった。
また
憲法は
財政章に、
公費を私立学校に拠出してはいけないという条文もあり
現状はこれを言葉通りに読んだら憲法違反でしょう。
そういう実情があることも知っておかないと
憲法問題は語れないのです。