はさみを相手に渡すとき、刃を持って渡しますよね。たっくんはもちろんそんなルールを知らず、平気で刃を私に向けます。しかも顔を向かって渡そうとするもんだから、ヒヤッとしますよね。
机上にハサミを二本用意しました。
赤いハサミと青いハサミ。
「赤いハサミちょうだい」「青いハサミちょうだい」の指示に答えてもらいました。もちろん手話ですよ。
二本用意したのは、課題が少しでも単調にならないためです。黄色や緑のハサミがあれば三本でもやりたいところです。
1回目、何もプロンプトしないでみると刃をこちらに向けて渡そうとします。2回目以降はひたすらプロンプトです。
やる前に確認したいのは、どちらの手でハサミを持ち、どちらの手に持ち替えて渡すのか。
私、自分のやり方を確認したら、右手で持って左の手で刃の方に持ち替え、渡してました。
みなさんもそんな感じですかね?人によって違う?ちなみに私は右利きです。
たっくんにその手順でやるようにプロンプトしたところ、反対の手に持ち替えることは理解したようですが、持ち方がすんなりいきません。
理想はこうですが
なんで危ない方の刃を僕が握らないといけないの?というような表情をしてます。
そこは相手への気遣いの心がなければいけないのですが、それを教えるのは難しいですよね。
どこに行っても必要なスキルですので、こういうもんだから!という強気の姿勢で教えたいと思います。