守破離とは、、
千利休の訓をまとめた「利休道歌」にある言葉を引用したもの
とされています。
簡単に説明すると
まずは師匠から教わった型を徹底的に
「守る」ところから修業が始まり、
それを身に着けて初めて
自分に合った、より良い形を模索し試す事で、
型を「破る」ことが出来るようになります。
そして、
更に鍛錬、修行を重ね
師匠の型と自分で見出した型を掛け合わせ、
始めて既存の型から「離れ」
自在となる事が出来る。
と言うものです。
主に日本の茶道や武道等の
芸道や芸術における師弟関係の在り方に関して
よく使われる言葉ですが、
上手く行っている人の多くは、
これを忠実に再現しているので、
こちらでも紹介させて頂きます！
例えば、
投資や商売でも
多くの初心者は、
初めから自己流で行こうとして失敗しますが、
上手く行く人は、
まず先生や指導者の言う事を良く聞いて
それを忠実に実行している訳です。
更に
それが出来るようになって初めて、
自分なりの
カラーを取り入れて
オリジナルを作っていく訳です。
そして最後に
この守破離には、
大事な言葉がもう一つ隠されていて、
それは、
「本を忘れるな」と言う言葉で、
意味としては、
教えを破り離れたとしても
根源の精神を見失ってはならない
と言うもので、
最終的には、
どんな形になったにせよ、
根源の精神を見失わない人が、
長い目を見て成功すると考えていますので、
是非参考にしてみると良いと思います。
「規矩（きく）作法 守りつくして 破るとも 離るるとても
本を忘れるな」
です。
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