私もよく使う言葉の中にレバレッジと言う言葉があります。
これは、簡単に言うと、テコの原理と言う意味ですが、
不動産投資で使う場合は、
「小さな資金で大きな資金を動かす」と言う意味でとらえると
分かりやすいかと思います。
例えば、不動産投資においては、
物件購入時に自己資金が必要になってきますが、
自己資金は少額でも、銀行からの借り入れによって大金を動かす事が出来る為、
多少大きな物件でも購入する事が出来ます。
つまり、不動産投資はレバレッジを効かす事で、
手持ちの資金以上の資産を手に入れる事が出来るという事ですね。
ここまでがレバレッジの一般的な考え方だと思いますが、
実はレバレッジはいろんな所に隠れていて、それぞれを上手く使う事が、
最速で豊かになる為に必要な事になります。
例えば、道具によるレバレッジ。
皆さんは、のこぎりで木を切るのと、チェンソーで切るのとどちらが早く
切れると思いますか?
答えはチェンソーに決まっていますよね!
このように、道具によるレバレッジを効かす事で、
早いスピードで目的を達成させる事が出来ますが、
これと同じように、人間が発する言葉にもレバレッジを効かす事が出来ます。
言葉は、人間が使う事の出来る道具です。
「言葉」=「道具」なのです。
言葉にも、のこぎりのように「遅い言葉」と
チェンソーのように「早い言葉」があります。
経済的にも時間的にも豊に暮らしたいと考えているなら、
「早い言葉」を使う必要があります。
例えば、
「貯金」とは遅い言葉です。
それに対する早い言葉は「投資」です。
勿論、一番最初は貯金する事は大切だと思いますが、それは最初だけです。
お金を増やす為には、貯金は遅い言葉で、投資が早い言葉になります。
他にも例をあげましょう。
「給料の高い仕事」は遅い言葉で、「キャッシュフロー」は早い言葉です。
「リスクを避ける」は遅い言葉で、「コントロールする力を持つ」は早い言葉です。
「投資信託」は遅い言葉で、「収益物件」は早い言葉です。
少し難しいと思いますが、
「増加」は遅い言葉で、「原価償却」は早い言葉です。
これら全てについて、今はまだ理解が出来ないとしても大丈夫です。
ここで知ってほしいのは、「言葉は道具である」という事です。
また、「言葉がやがて肉となった」と言う言葉を聞いた事がある方もいると思いますが、
まさにその通りで、
普段から使う言葉一つ一つが、これから豊に生きる上でとても大切な事になっていきます。
たとえ最初は、上手く使いこなせない言葉でも、使っていくうちに
正しい使い方が分かる様になり、上手に使いこなせるようになっていきます。
そうするとこれまでよりも早い言葉を普段から使っていますので、
当然のごとく、早いスピードで豊かになっていきます。
「貯金」と言う言葉を使いこなし、その言葉しか使える道具を知らなければ、
豊になる為に貯金する事しかできない為、
1件の不動産を買うのに何十年もかかってしまいます。
一方で、「投資」という早い言葉を使いこなし、その方法を理解していれば、
銀行からの借り入れによるレバレッジを効かせ、
早いスピードで資産を築きあげる事が出来るようになるのです。
投資に使える道具(言葉)を学び、普段から使いこなす練習をする事で
いざと言う時に、その威力を発揮します。
例えば、不動産業者や、銀行での交渉をする時に不動産に関する専門用語を
何気なく使いこなせるだけで、相手にかなりの好印象を与える事が出来ます。
それだけで、交渉を有利に進める事だって出来るかもしれません!
そして、「言葉」を発するのに、
お金は一円もかからないという事に気づいて欲しいと思います!