以前塾の演習コースの生徒さんからこんなご質問がございましたので、こうお答え致しました。
Q:「なぜ、自ら役所や法務局に行って調査する事が必要なのでしょうか?」「そのような事は不動産会社に任せておけば良いのではないでしょうか?」
A:「それは、住まいを購入するほとんどの方が、売買契約の1時間前でないと、その物件の重要事項を説明されないからです。」「で、何か合点が行かなくても、説明された内容をあまり理解する事なく、不動産会社を信用して、売買契約を締結してしまう。」
そんな状況のため、不動産会社のペースでは、皆様方がリスクを吟味する時間はございません。
住まい購入目的の消費者ならいざしらす、不動産投資家であれば、プロの業者のように、良く調査して、儲からない物件は買わないように努力をする事が大切なのです。
その為の大事な基礎情報が、法務局や役所にあるので、自ら足を運び、調査しておいた方が良いのです。
この結果、購入をしない方が良いという様な情報が得られたり、価格を交渉する際の材料が出て来たりと様々な事がわかることがあるのです。」
とこのようにお答えをしたら、御納得頂けたようです。