本日競売改札。
業者が入札額を下げる傾向が顕著に。
落札額は、最低入札額の3倍から、買い受け可能額の2倍の水準に向かい、
震災前の一時加熱気味の相場と比較して、落札額は、最低入札価格と比較しておおよそ33%減少した。
今年に入ってから、続けている競売の定点観測ですが、
震災前は、業者の強気相場が続き、市場も過熱していましたが、
今回も入札数は相変わらず多く、業者の参加者も多かったのですが、
県外の業者の落札は皆無で、
地元の業者(もしくは地元に支店のある業者)中心に様子見状態が続いています。
詳細な分析結果は、
後日報告したいと思いますが、
東日本大震災の影響で、不動産だけでなく、
しばらくは資産デフレ状態が続くのではと思います。
生活が大変な時には資産防衛に意識が向く為、
積極的な投資活動は控えられ、
資産の売却も盛んになってくるのではないでしょうか?
私は以前より、
2012年頃が、
景気の底だと言って参りましたが、
2~3年底がずれ込むかもしれないと思い始めています。
今後も観測は続けようと思います。
震災後は、入札価格が下落しています。