最近は、
私自身も積極的に知識のブラッシュアップに励んでおります。
メディアでも超有名!!
TVにでも出演、書籍を何冊も出している方のセミナーに参加したり、
大手税理士法人の資産税コンサルセミナーに参加したりと積極的に勉強させて頂いております。
特に、
今回の増税時代の始まりと言われる2011年度の税制改正につきましては、かなりカバーさせて頂きましたが、問題は相続税です。
基礎控除額が減り、
生命保険の使い勝手が少々不便になったり、
富裕層にとっては税率が上がったりと、
やはり増税路線に変わりはなく、
そうなると、
結局不動産の評価でしか、相続対策を行うしか、余地がなく、
となると、
俄か脚光を浴びてくるのが、
土地活用による節税なのです。
「遊休地に賃貸マンションを建てましょう。」という例のあれです(笑)。
一つ言えるのは、
相続税を減らす対策には確かに、土地有効活用による節税スキームは効果があるかもしれませんが、
それと引き換えに、
相続人は大変大きなリスクを負う事になるのです。
それは何かと言うと、
数年後にその事業の失敗によって、せっかく相続した財産を、
全て失ってしまうと言うリスクがそれに当たります。
・高い建物代金を購入させられる
・相続対策のため、借金も増える
・事業収益性の検証もあまり行われない。大抵は低い。
・サブリースという虚構の安心にすがりついてしまう。
怖い話ですが、
本当の事なので、書かずには居られません。
相続税の納税資金を節税した以上の高い代償を支払う事について、良く考えないといけません。
結局入口で相続税を節税する事だけしか考えられないと言う事が、
今の相続税対策の限界なのでしょう。
それだけで終わらず、
不動産活用については、
真の持続できる事業をチョイスする事をお勧めします。