<滋賀県>~関西に帰省して地元の夏旅!1日目(菅山寺~徳山鮓③) | 花咲く旅路

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「菅山寺」を拝観した後は、歩いて「徳山鮓」を目指します。

 

 

 

 

 

集落を抜けて、国道365号に出ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意波閇神社      がありました。

 

 

「余呉湖」の東2Kmの坂口の集落に鎮座する神社。

境内入口の鳥居をくぐり、巨木の横を歩くと広い境内になります。
境内奥に、一段高く社殿が鎮座しています。

拝殿の後方に垣に囲まれて本殿が鎮座します。

建立は不詳。

この神社の建つ森の地帯は”平野の森”、”おはへの森”、”オバセの森”とも云われます。

元の社殿は腐朽が甚だしかったため、1626年に位置を変更して造営し、

1827年に再び新築され現在に至っています。

「オバセの森」は徃古は大森林で、常に盗賊が潜伏し旅人を待伏して悩ませました。

境内にあった「伊香具坂」は、少人数の旅人の待ち合せの場所となり、

多人数で難を免れようとした日が7日に及ぶ事もあり、”7日坂”と称されるようになりました。

 

 

 

 

拝殿

 

 

入母屋造、間口二間三尺、奥行三間。

 

 

 

 

本殿                     境内社   坂口神社

 

 

「本殿」

一間社流造、間口一間、奥行一間。

 

「坂口神社」

「大山咋命」を祀ります。

 

 

 

 

 

 

 

あまりの暑さと時間つぶしの為、こちらの境内で少々休憩しました。

 

里山の神社、人気もなく蝉の声だけが響く、いい空間でした♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び集落を往きます。                   お、飛び出しお嬢ちゃんニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

 

「JR北陸本線」の線路を渡ります。

 

 

 

 

 

 

緑の田んぼが美しい。                   暑いけど心和みます♪

 

 

 

 

 

 

余呉川     の横を往きます。

 

 

 

 

 

時間に余裕があるのでゆったりウォークです。    

 

 

 

 

 

 

「北陸本線」を「サンダーバード」が通過。       在来線も往きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「下余呉」に鎮座する、      乎彌神社

 

 

「余呉駅」の東500mほどの下余呉に鎮座する神社です。

紀元前30年頃、「第10代崇神天皇」の代に、「余呉湖」辺り一帯を開拓し文武両道にすぐれ、

住民に農耕の業を奨めし、「天之児屋根の命第10世」の孫「巨知人命」の後裔が、

同命を祖神として祀り、のちに「巨知人命」の子「梨津臣命」が、

この地の開発に努めた恵沢を憶って別殿に奉祀しました。

1654年、「余呉湖」引水堀割工事を起し、神社前に川を通して下流の灌漑に供したり、

「依而海津見命」を勧請して奉ったと云われます。

明治の末年までに地域内に別に「村草神社」、「大名持神社」、「塞神社」、「八幡神社」が

ありましたが、時の政府の指示によってこの社に合祀されることになりました。

北越に至る要地であるとともに、権現坂を経て西近江に到る分岐の路の基点でもあったので、

街道通行の守護神が祀られました。

 

 

 

社殿                     

 

社前に小川が流れ、赤い欄干の橋を渡ると鳥居が建っています。

鳥居をくぐると境内があり、境内の奥、階段の上に社殿が鎮座します。

拝殿の後方の階段の上に本殿があり、本殿は覆屋の中にありました。

 

 

 

                                この日は夏祭りが近いのか、

境内社                 地元の方が出られてなにやら準備をされていました。

 

 

 

 

 

ブナの御神木

 

胸高の周囲235cm、直径約75cm、推定樹齢200年以上の巨木です。

「余呉湖」の周囲の山には「ブナ」の樹はなく、植樹されたものと考えられています。

「ブナ」は枝葉で受けた雨水を樹幹をつたって自分の株元に集め、

株元の腐葉土は水を蓄えるため、過去、田に必要な水を灌漑したことから、

水に対して切実な想いがあったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「余呉」の集落を往きます。

 

 

 

 

 

 

                                 いつもはここから訪れます。

「余呉湖観光館」のある方面。              余呉駅    です。

 

 

 

 

 

 

「余呉駅」を越えて、

「徳山鮓」のある「川並」の集落へ向かいます。

だいたいはお宿に送迎してもらいますが、

この日は猛暑の中の歩きあせる                田んぼの向こうの「余呉駅」の風景。

 

 

 

 

 

 

余呉湖      が望めます。

 

ほんま、「余呉」、大好きハート

第2の故郷です♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天女の衣掛柳

 

 

 

 

「余呉湖」沿い「県道33号線」の傍で大きく枝を広げる、滋賀県では最大の柳の巨木。

先ほど「菅山寺」を拝観しましたが、そのきっかけとなった「余呉湖」の天女伝説の史跡。

天の八乙女が白鳥となってこの地に舞い降り、柳の木に羽衣をかけて水浴中、

伊香刀美という人が白犬を使って天女の羽衣をかくした。

天女は羽衣が無くては天に帰れず仕方なく伊香刀美の妻となって子を生んだ。

その子が後の菅原道真であるというもの。

 

「余呉」の象徴的なスポットで、いつも「徳山鮓」に訪れる際にご挨拶していましたが、

残念ながら2017年に近畿地方に接近した台風21号の影響で倒木してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余呉湖ビジターセンター     へ。

 

 

 

 

冬期に楽しめるワカサギ釣りの釣り場。       「徳山鮓」のある「川並」集落方面。

 

 

 

 

 

天女像

 

 

 

 

 

 

この時点で15時。

「徳山鮓」には16時にチェックインなんので、まだ少々時間があります。

あまりの暑さに汗かきまくり、喉もカラカラ。

「ビジターセンター」でビールでも買って湖畔でのんびりしようかと思ったのですが、

ジュースなどは自販機で売ってましたが、売店やレストランが閉まっていてビールにありつけない。

 

そこで、ビジターセンターの横にある、「レストラン余呉湖」に行くことにしました。

その存在は知っていましたがいつもスルーするばかりでした。

初めて行ってみましたが、冷えたビールを楽しみながら高校野球も観戦できて大満足ですニコニコ

 

 

 

 

 

 

ビール飲んだら宿まで歩く気が失せて、

「徳山鮓」の女将さんには、「余呉駅」でなく、「余呉湖ビジターセンター」に迎えに来てもらいましたニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(つづく~)