お風呂に入りサッパリとし、湯上がりのビールを楽しんだ後は、
いよいよ、最高に贅沢な夕食のスタートです
ただでさえ美味しい「比良山荘」のお料理、
そこに高級食材の 松茸 が参上するんやから、たまったもんやありませんね~
夕食は1階の座敷でした
あ、このテーブルや
ツヤツヤに輝くこの重厚なテーブル、好きなんです
まずは日本酒で乾杯です。
大好きなお酒、 瑠璃色の海 を最初に
山形のお酒です。
初っ端から「松茸」出てきましたよー
松茸のお吸い物
この年はニュースで”松茸が豊作”という情報が流されていたので、ご主人にその話をしていると、
「そういうニュース流されて困ったもんですわー」と苦笑いされてました。
実は「比良山荘」が仕入れる上質な松茸は、必ずしも豊作な訳でなく、やはりかなりの高値とのこと。
今回のコースは時価だったので、”ちょっとは安いんちゃうか”と期待していたのですが、
そーはいかないようでした
ちなみに「比良山荘」さんの松茸は、岩手県のもだそうです。
さすがに松茸はご近所のものでは無かったようです
岩手は松茸のトップクラスの産地なんですね~
八寸
鮎熟れ寿し 川ゴリ 松茸旨煮 青味大根
川海老 茗荷寿司 黒皮茸
ふふふ、早くも酒がグングン進んでいきよるぅ~
相変わらず、料理のレベル高し
ぶなしめじと壬生菜のお浸し
ここでメイン食材がおでまし~
出たっーーーーーーー
本日の 松茸 でございまぁ~すっ
写真で見るより、かなりデッカイですぞー
国産でこれだけ大きい松茸をいただけるなんて、人生初かも、かも
海外産やったら、 隠座 さんでいただいてましたケドね。
抑えきれぬ喜びに顔がほころびますが、次のお料理に。
鯉の洗い 鰻焼霜
刺身ではやる気持ちを抑えましょー
料理は美味いし、器も最高やね~
2本目のお酒。 八海山 大吟醸 次のお料理の取り皿。ほんとイケてる。
「松茸」のもうひとつのメイン料理、
鮎 が出てきました~
子持ち鮎塩焼き
夏に「鮎食べ」でいただいた香り高き、生き生きピチピチした鮎とはまた違う、落ち鮎の味わい。
たまりまへんなぁ~
お腹がぷっくらしておりますね~
夏の若鮎に比べて熟成した旨みを感じますなぁ~
塩焼きの子持ち鮎に、 うるか を乗せて
いただきます。 うほっ!卵がたくさん
この食べ方も絶品 プチプチしてます、弾けます
夏の「鮎食べ」と同じく、小ぶりの安曇川の天然鮎を、何匹も何匹も食します。
パ~ラダイス
子持ち鮎香味焼き むかご添え
子持ち鮎に醤油と山椒油を塗って焼いたもの。
しっとりとした食感です。
あまりにも有名な、 獺祭
なんか、スペシャルなお料理なので、スペシャルなお酒を飲みたくなりました。
いよいよ真打ち、 松茸 のお料理スタートです
巨大なのと、小さめなのをご主人が切り分けてくれます。
松茸以外のキノコも登場です
専用の焼台が登場です。
こういった演出もたまりませんよね
ご主人自らが手塩にかけて焼いてくれますよ~
焼き松茸 でございます。
こ、こ、国産の焼き松茸。。。
思わず拝みたくなっちゃいます。
最高の料理屋で最高の食材をいただく。
生きててヨカッタ~
元来、 キノコフェチ の私なので、松茸以外ももちろん美味しくいただきます。
が、
あまりの松茸のインパクトにやられて、このキノコの名前は失念しちゃいました
鮎と同じように、たくさん松茸をよばれます
今度は小ぶりな方をば。
十四代 大吟醸
いってまんなぁ~
スペシャルな夜やからいいでしょう
もう、大暴走です
栗渋皮白扇揚げ
秋の味覚、満載ですなぁ~
「白扇揚げ」とは、泡立て卵白と小麦粉か片栗粉を衣にして揚げる料理法。
栗を渋皮煮した後、衣をつけて揚げます。
栗の甘みが増してます
栗の甘みが増してます
怒涛の「比良山荘」の松鮎コース、つづいては、
近江軍鶏ときのこの小鍋
滋賀のブランド”近江軍鶏”。
こりこりした食感と、肉本来の旨みを感じることのできる鶏です。
しめじや舞茸など、さまざまなキノコが入ったすき焼き仕立ての鍋。
しめじや舞茸など、さまざまなキノコが入ったすき焼き仕立ての鍋。
”キノコフェチ”にはたまらん一品です
”すき焼き風”に玉子につけていただきますが、
この玉子がまた、プリップリで、ツヤッツヤですねん
今度はごはんもののセッティングです。
次の料理に期待の高まる演出♪
鮎松ごはん
最後まで気が抜けません
これでもか、これでもかと、スペシャルなお料理の登場です。
まさに”秋の味覚の紅白歌合戦”です
こちらもご主人自ら取り分けてくれます。
おー、
おこげの部分が実に美味しそうな「鮎松ごはん」。
鮎のちょっと苦い出汁が効いた絶品炊き込みご飯。
鯉こく と お漬物 といっしょにいただきます。
山椒の粉をまぶしていただきますよー
結構お酒飲んで料理食べたのに、どんどんお腹に入っていきます。
美味すぎるんです
「たくさん食べて下さいよ~」とご主人。
もちろんです。
鮎と松茸の出汁が沁み込んだ土鍋まで食わんばかりの勢いです
で、
スッカラッカ~ン
デザートは、
栗の葛饅頭
いやぁ~
感動のコース料理でした。
かなりのお値段なので、毎年来るのはちょっと懐的に厳しいですが、
生きている限り、5年に1回くらいは召し上がりに来たいお料理ですな。
至福の秋の夜長でありました
(つづく~)