順調に夢を叶えつつあるサ・ヘジュンを喜びながらも、時間が合わなくなり少しだけ寂しを感じる二人。

親友のヘヒョも、サ・ヘジュンの活躍を喜ぶも、次第に比較されはじめ、複雑な心境になっていく展開。

今日は、八話と十話からセリフを抜き取ってみました。

 

八話

「私が予測不可能な人になってきているようだ(내가 예측 불가능한 사람이 되어 가고 있는 거 같아)」

「安定した人生というものが存在するのかさえ分からない(안정된 삶이라는 게 존재하는지조차 모르겠어)」

小さい頃に苦労したこともあり、安定を好むジョンハに、不安定な未来を快調に進み始めたサ・ヘジュンが、”まだ予測不能無人は嫌い?”と尋ねられて答えたセリフ。

子供の頃は、やりたいとことが、安定かどうか、世間からどう思われるかどうかよりも、もっとシンプルでした。

でも少しだけチャレンジすると、思ったほど怖くなくて、もう少しだけチャレンジしたら怖かったけど面白くて、気がついたらあの頃怖いと思っていたものはなんだったのだろう、いつの間にか自分が変わってきている。

そんなことを経験したことはありますか?

本当は安定なんて幻想で、非現実的です。

だって、そもそもまだ生きたことのないわからない未来を歩いているわけですから。

だから恐怖を考えて生きるよりも、目の前のことに集中していた方が安定なのです。

 

十話

「自分の意思で気分を上げるの(네 의지로 만들어 '웃을 수 없어도 웃는다')」

落ち込んでいるヘヒョにジョンハが欠けた言葉です。

感情がどうにかなることはないですが、どう感情を昇華させるかは自分でコントロールすることができます。

私は運動したり、メタ認知することでコントロールしています。

運動はシンプルの内面に自分に集中できます、メタ認知とは自分の行動自体を俯瞰してみるのですが、俯瞰なんて難しいので、”私は今、何を感じて何をしている”というのをいちいち言語化するんです。

それでどうなるかと、どうもなりません。そうなんだ、と現実を認識して、感情に振り回されなくなります。

 

「なんで他人の助けはなかなか受けられないんだろう?(왜 남의 도움은 잘 받지 못하는 걸까?)」

ジョンハは店を出すにあたって、幼い頃別れた父親から援助を受けることにしました。

小さい頃に、両親の仲が悪かったり、不安定な状況だと、子供の脳みそは、”迷惑かけてはいけない、早く自立しなきゃ”となり、安心して甘えることができません。

頼ることはダメなこと、迷惑かける、よくないことが起きる、という勝手なストーリーが思考に組み込まれているため、簡単に人を頼れなくなります。

もちろん自立心が強いことは悪事だけではなくいいこともたくさんありますが、実は頼るということは、頼られる側にとってもメリットをもたらします

親は子供に尽くせることに喜びを感じますし、意外に頼られたら嬉しい人って多いものですよ。

という私は、頼るのがとても苦手です。。笑

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。