この報道を見て思うのは…
「報道は、公共財ではない」…ということである。
⇒ NewsPicksが著作権侵害 報道機関の写真など無断使用し謝罪
>日本新聞協会の中村史郎会長は「ユーザベース社は報道各社の写真や見出し等を長年にわたって無断で使用し続けていたことについて認め、謝罪した。報道コンテンツは貴重な知的財産であり、無断利用は許容できない。同社は早期改善を確約しており、取り組みを見守る」とのコメントを出した。
(--)b 本来…
「みんなのものだから大事にしよう」ということだったのに昨今は…
誰それの所有物だから(つまり、「権利」だから)「大事にしろ」になっている。
また、その「大事にしろ」の内容も、勝手に使うな=許可を得よの意味である。
似たような議論は、10年前にもあった…
そう…
「会社はだれのものか」である…
日本人は、「従業員のもの」、「地域のもの」という認識だった。
ところが、「会社は株主のもの」となった瞬間から、
「盗人」は、「従業員」であり、「地域」ということになった。
「著作権」というものも、まったく同じ狙いで導入され…
日本人は、いまだに「報道は国民の財産」と思っているのに、実は…
「報道は、会社のもの(株主のもの)」ということになり…
その「株主」とは、シティーやサックスなどの国際金融資本であり…
ブラックロックや年金基金だのの資産運用組織のことである…
なんと、見事なマジックか?
「○○の権利」と叫んで認めさせれば、公共財をいくらでも盗める!
つまりは、「民営化」というのも、そういう意味であった。
我々は、自分たちが「盗まれた被害者」と思っているが、いつのまにか…
法律上では、「あべこべ」になってしまっているのである。
「権利闘争」といえば、サヨクのオハコだが…
見事、反日国際資本の合法的強奪にヒントを与えた格好になった…