コロナは感染しなくても、人間を凶暴にさせる恐ろしいウィルスだ。
いや…「コロナのせい」にしてはいけないね…
⇒ 【コロナ禍が心を蝕む その実態と対処法】「自粛警察」と「神経症」の人に足りないセロトニン 日の光を浴びて免疫力高めよう
コロナより有害な人たちへ…
「自粛警察」を「自粛」(…ってか、自制)してください…スピードも警察も「出しすぎ」はいけません…
コロナより人間が怖いのでは、本末転倒…
マスコミが煽るよりも、感染者数は少ない…
自分がイメージしているより、感染はしにくい…
他者に対するときは、そのことを踏まえるべき。
自分がいくら気をつけて、慎重にするのは自由なんだけどね…
まずは、日光浴、森林浴でもいたしましょう…
>
--コロナ禍で、人々の不安心理は最高潮に達しています。とくに「神経症」(ノイローゼ)気味の人は大変です
「そうですね。患者さんに45歳の独身サラリーマンで、両親と同居中の方がいますが、緊急事態宣言が出てから不安が増し、ときどき動悸(どうき)がすると訴えてきました。神経症で、日頃からマイナートランキライザー(抗不安薬、いわゆる精神安定剤)を服用していますが、効かないというのです」
「彼はテレワークと通勤を繰り返していますが、通勤のとき、たまたまマスク切れで、しないままエレベーターに乗った。そうしたら、乗り合わせた老人から『ようマスクもせんで乗ってきたな、年寄りの俺を殺す気か』とどやされ、以来、動悸がして仕方ないというのです」
>--いわゆる“自粛警察”ですか?
「そうかもしれません。私は、自粛警察の方々もまた精神を病んでいると思っています。正義を振りかざし、他人を攻撃する。その心理にはコロナで追い詰められた鬱屈があります。とくに高齢者はその心理が強い。自粛を守らない他人、店などにぶつけるのです」
--コロナ以前にも、ネットでよく言われてきたのが「道徳警察」です。自分は正しい、善だ、なので悪いことをしている人間、不道徳な人間を罰するのは正義の行為という考え。じつは、これはすごい快感だと言いますね
「他人バッシングは、心理学では人間の本性とされ、脳科学では不道徳な人間を罰すると脳内でドーパミンが大量に放出されると言います。だから、自粛警察は快楽であり、最大のエンターテインメントといえます。しかし、バッシングされたほうは、たまったものではありません。私に言わせると、自粛警察も神経症の人間も、セロトニンが足りていません」
>--日光に当たっていないというわけですか
「そうです。脳内の神経伝達物質のセロトニンは、ビタミンDなどとともに日光に当たることでよく分泌されます。ビタミンDは免疫力を高める効果があるので、セロトニンと併せてコロナ禍に打ち勝てます」
「セロトニンが不足すると、自律神経のバランスが崩れ、慢性的なストレス過多や不眠になり、うつ病を引き起こす可能性があります。『キレる』のもセロトニン不足が原因です。煽り運転も同じです」
⇒ https://news.infoseek.co.jp/article/00fujihea2005280002/?p=2
>
--私は糖尿の気があるので、血糖値が80を下回ると、脳は不安になる。エネルギーの素である糖分が脳に届かないからです
「お腹が空くとイライラする、不安感が増すのも同じですね」
--コロナ禍で神経症が悪化するとどうなりますか?
「神経症を治すためには、その原因となる不安を取り除かなければなりません。ところが、コロナ禍は長期戦というので、不安は取りのぞけません。もちろん、同じ不安でも神経症になる人とならない人はいます。一方で高じると、不安のために、電車やバスにも乗れなくなります。自粛中はいいですが、この先が心配です。また、何度手を洗っても、汚れが落ちない気がして、1日の大半を手を洗って過ごすという症状の人もいます」
>--動悸がする45歳男性のその後は?
「あなたはまだ若い。しかも基礎疾患はないと、なんとか安心するように持っていきました」 (次回は「適応障害予備群が激増」です)
■吉竹弘行(よしたけ・ひろゆき) 1995年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)卒業後、浜松医科大学精神科などを経て、明陵クリニック院長(神奈川県大和市)。著書に『「うつ」と平常の境目』(青春新書)。
■富家孝(ふけ・たかし) 医師、ジャーナリスト。1972年東京慈恵会医科大学卒業。病院経営、日本女子体育大学助教授、新日本プロレスリングドクターなど経験。『不要なクスリ 無用な手術』(講談社)ほか著書計67冊。