法の問題に、あんまり感情論をもちこまない方がいいと思うんだけど…
そもそも”命”というのなら、カネに換算しようとする行為自体が「差別」的であろう。
施設が死なせてしまった子どもは、障害をもっていたから、”逸失利益ゼロ”と算定
してきたわけだが、これが子どもでなくって、
ソフトバンクの宣伝で有名になった”カイくん”だったらどうだったの?
多分、億の単位の話になるんじゃないのかとシロウト計算するんだけれど…
人間とイヌが同等に比較されるのが”逸失利益”というものではないのかな?
たとえ、事故で障害を負ったとしても、収入が減らなければ”逸失利益ゼロ”と判決が下る例もあるという。
要は、”逸失利益”をどこまで算定できるかどうかということで…
初めから障害をもっているような場合は、不利になるんじゃないのかと…
しかし、現実の交通事故等における”逸失利益”の計算などにおいては、厚労省の資料を基に、平均寿命や、平均給与といったデータを援用して”相場”が作られている。
そして、とりわけ保険会社などを相手にした場合、弁護士が出てこないと交渉に応じないようで、慣れた弁護士なら、慰謝料等に1000万円近く上積みさせることもあるという。
つまり、善悪はさておき…
”逸失利益”は弁護士を立てて交渉しないと、ゼロ同然の数字を向こうは示してくるので、覚えておくといい…というのが、本当のところらしい。
シロウトの知らない”相場”が、保険会社と弁護士の間で作られているのだから…と…
”逸失利益”でググってみると、そうした弁護士事務所の宣伝っぽいサイトが多数ヒットする。
これを”命の差別”かどうかなんてことでググっていたんでは、そういう訴訟の裏の話は出てこないんじゃないのかと…
被害者が初めから障害を持っている場合は、相場はどうなっているのだろうか?
まだできていなくて、今回の訴訟がモデルケースになるかもとか、そんな話なんだろうか?
みなさん、交通事故とかには出会う可能性があるわけだから、この”逸失利益”は覚えておくとよろしいね…
最近は、自動車保険にも「弁護士特約」とかついている。
そのときに”逸失利益”についても、弁護士と相談しておこう…
ハイ…弁護士さんたち…”宣伝”しといたよぉ~お!w~♪