そんなに面白いのだろうか…。ただの玉蹴りが…。もちろん、究めれば…奥は深い…
だが、そんなこと、これっぽちも知らない人だって、ウチのばーさまだって…喜んで見ている…
いやいや、ネットのゲームにハマるのと、基本的には何も変わらないのだ。
ネットゲームだって、きわめれば、奥は深いよ…。かつては、ポケモン・トレーナーだったし…私も…
野球とかプロレスも観るのは好きだったよ…
だが、3・11以降は一切に興味がなくなった。
平和だね…日本は…
この沈みゆくタイタニックの上で、サッカー見て、「日本ガンバレ」と叫んで…出場に喜んで…
いやいや、沈みゆく戦艦大和の艦長室で、悠然と碁を打ちながら最期を待つというのも、おつなモノ…
でも…、いくらウチのばーさまとか見ていても、そんな風には見えない。ただの呑気というか…
受験生でもそうだろう?
日頃、死ぬほど勉強してるのが、きょうはデートしたり、映画見たり、スポーツしているならわかる。
だが、いつ勉強しているのかわからないようなのが、きょうも遊んでいるとすれば?
「日本ガンバレー!」
あんたらが…なぜ…日本を応援するの?
いまの日本がどうなっているかもわからないってのに?
あんたらは、日本を応援しているのではない。レイプしているのだ…
エロビデオ観て”スッキリ”するのと同じだよ…
アダルトの女優と男優のプレイ観て、興奮して声援送っているのといっしょだよ…
人間はむかしから、いろんなものを戦わせて熱狂してきた。
軍鶏に蜘蛛に、サソリに、土佐犬に…そして、人間も…
それは”エンターテインメント”だよ。
それらは、スターのように扱われはするが、女郎の類と基本的には変わらない。
ところが、親たちは自分の子らに喜んでサッカーやら野球やら教える…
それって、娘に「テコキ」や「フルート」を教えるのと変わらないことじゃないのかね?
いや、子どもが好きなら別にいいけどさ…やたらと気合い入ってるお父さんとかいるじゃない…
まあ…呑気というか…世間知らずというか…「家畜の子は家畜」にするのかよ…
むかしから、むかしから、人民を飼いならす娯楽として、スポーツや武芸や芸能は利用されてきた。
大抵、自分たちの楽しみを邪魔するなとか、ケチつけるなとか…そういう反応しかない…
それは「家畜の証明」だと思うのですけれども…
だから、こういう連中を「救おう」なんてしたってムリなわけで…
むしろ、この家畜たちを喰う側に回ることを考えるしかないのではなかろうか…
少なくとも、自分らが、こいつら家畜の餌にならないようにしなくてはなるまい…
ところで、「ララバイ」とは「子守唄」のことで、子守りが仕事をしながら歌う歌らしい。
スポーツや芸能は、人民を飼いならし、眠らせるためのものとも言えよう…
あんまり喜んで見るものではないのではない…
まして、ナショナリズムの高揚とやらに結び付けるべきものではない。
まあ、奴隷や囚人といった希望のない人たちの麻酔としては必要欠くべからざるもの…
悲しいもんだね…
「ララバイと子守唄」
には、子守唄についてのちょっとしたうんちくが書かれてあって面白い。(以下、一部転載)
◆「寝た子のかわいさ 起きて泣く子の ねんころろん 面憎さ」 (中国地方の子守歌)
◆「はよ寝ろ 泣かんで オロロンバイ 鬼の池ん 久助どんの 連れんこらるばい (早く寝ないと、こわい人さらいが来るぞ) 」 (島原の子守歌)
◆「おどまいやいや 泣く子の守にゃ 泣くと言われて憎まれる (よく泣く子のお守りはいやだ、子守の仕方が悪いといって叱られる)」 (五木の子守歌)
今に伝えられる日本の子守歌のほとんどは、「守子歌」 のようではないか。
子守奉公に来た娘たちの仕事は、子どもをおんぶするだけではない。ぞうきん掛けもしなければならないし、井戸の水くみや、竈の火おこしだって、朝の暗いうちからしなければならない。だから、背中の赤ん坊には、親しい愛情は感じていない。おとなしく寝てくれさえすればいい。あとは身の不運を嘆くような歌詞のオンパレードである。
(-""-;) なかなか寝付かない赤子が憎たらしくってしかたがないというのは、むかしもあったというのが…
(-з-) なんだかな~。