ちょっと似た話が続いたので・・・と言いながら、別のやはり似たお話を・・・
シッダールタの出家後、間もなくカピラバストゥは、コーサラ国に征服されてしまいます。
(=｀(∞)´=) まるで、アメリカに征服されている日本みたいですね！！
（-""-；) シベリア抑留者を出した戦後日本と重なる釈迦族の試練です・・・
悟りを拓いたシッダールタ。帰ってきても母国はありませんでした。
変わり果てた祖国の人々、奴隷として働かされている人々へどんなことを語ればよいのか・・・
集会が許可されました。しかし、騒ぎが起こればそれまで。皆殺しにされます。
ブッダは思わず天を仰ぎます。「ブラフマン！私に力を・・・！」
仰いだ天の先には雲が浮かんでいました。そうだ・・・雲・・・「人よ、雲を見なさい！」
ブッダは、同じ人間なのに差別によって人間扱いされない人々の悲惨な生活を見ました。
同じ国の同じ人間なのに、身分が違うだけで敵のように人々は扱う。
そうしたむごい仕打ちをして、栄華を極めても人々の心は空虚・・・国はバラバラ・・・
ブッダが出家する頃の釈迦族も、今日の日本も同じように堕落腐敗していたようです・・・。
（-""-；) こんな状態で王位に就いても滅亡は避けられないとブッダは感じていました。
(ﾉﾟοﾟ)ﾉ それでなおさら死の恐怖、喪失の恐怖を感じていたのでしょう・・・
あらゆることには、原因があったはずだ・・・
∑(－x－;) 報いを受けるには原因がある。人はそれを直視しない。
((((((ﾉﾟ⊿ﾟ)ﾉ それどころか、因縁をつけて、犯人捜し、悪魔狩りをして生贄を屠ろうとするのです！
蜂起して解放を勝ち取るべきだと考える者も出てきます。
しかし、それは憎悪の連鎖を強めるだけ。人を虐げ、支配することを競うゲームをやることです。
それは、新たな苦しみの種をまく。
「復讐は楽しいか？苦しいのではないのか？報いは今度は支配する側に起こるだろう。
見なさい。征服者のルリ王子こそ、この場の誰よりも深く傷つき、苦しんでいるのだ」
「だまれー！！」
(-。－；)ｂ 生き物や人を虐めて幸せなやつは悪魔だ。悪魔に引き裂かれて喰われるだろう。
( °д°) しかし、人間は生き物や人を虐めれば罪悪感が生じ、苦しむ。
┐(￣ヘ￣）┌となれば、人は人として生きるしかない。
人として生きる。それは人を大切にする生き方のことだ。
人を支配して幸せなのは人ではない。悪魔だ。
あなたは、人か？悪魔か？
(=｀(∞)´=) はっきりせい！！