もえー | 財団法人★日本パンダ党

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『萌の朱雀』という

ちょっと昔(1997年公開)

邦画を見ました。





監督・脚本は河瀬直美。


河瀬直美監督は本作で

97年度のカンヌ国際映画祭の

日本人では初となる

カメラ・ドールを受賞。


ロッテルダム国際映画祭では

国際映画批評家連盟賞を

受賞するなど


国際的評価の高い作品

だそうです


な?


俺だってたまには

こーゆー映画も観るんだよ。


オッパイの映画と

ゾンビ映画だけじゃねえんだよ。


なめんなよ?


あんまり俺様を

なめんなよ?



ちなみに

国際的評価の高い邦画というのは

ダルい作品が多いのですが

この作品もそうで、


もうひたすら

ダラダラしてて

ダルい。


ベリー

ダルビッシュ。


ただ、ヴィムベンダースの映画とか

好き人だったら

この映画もきっと楽しく

観れるはず。


ヴィムベンダースの

パリテキサスに

ちょっと雰囲気が似てるかも?




ただ、

雰囲気はベンダースですが

映像は純和風な

萌の朱雀。


映画全編に

日本の原風景が広がります。




まだそんなに暑くなかった

昭和の山村の夏風景。




井戸水の水が冷たそう


かまどで炊いたごはんが

美味しそう


昭和の食卓、

茶の間で聴くレコード、


國村隼の吸ってるタバコが

うまそうだわい




ちなみに内容は

ちょっと重め。


良い映画でしたけど

最後どよーん(--;




國村隼さんといえば

他の映画では舌を抜かれたり

首を切り落とされたりと、

悲惨な死に方が似合う

役者さんですが




萌の朱雀では

割とマシな死に方をします。

(結局死ぬ役)


ちなみに

海外での評価は高かった

本作ですが

日本での評価は微妙で、


97年度キネマ旬報による

邦画の順位は第10位。


で、この年の邦画の順位を

調べてみたんですが


1位 うなぎ

2 もののけ姫

3 ラヂオの時間

4 東京夜曲

5位 鬼火

6 バウンス KO GALS

7位 誘拐

8 身も心も

9 東京日和


ときて、同率10位で


10 瀬戸内ムーンライトセレナーデ

10位 萌の朱雀


つまり萌の朱雀は

バウンス コギャルよりも

国内での評価は下だった作品。




いや、バウンスコギャルは

別にいいんですけど


おかしいのは

3位の『ラジオの時間』な。


オリジナリティーも

センスのカケラもない

出てる役者は一流だが

ストーリーと脚本と演出は

学生がやっつけで作ったような

フジのドラマの劣化版みたいな

三谷幸喜作品が3位とか、


マジメに映画作りしてる人が

やる気なくすわ。


三谷幸喜の映画を見て

映画監督を目指す人なんて

1人もいないんだから、

そーゆー映画を3位にしちゃ

ダメだろ?と思いますが

いかがなものか?


ちなみに

この年の邦画ランキングの

10位から下には


14位にヒロスエの

20世紀ノスタルジア




きもちくしてくれて

ありがとう。


そして18位には

俺が昔から

邦画で5本の指に入る名作!

と推している


夏時間の大人たち


が、ランクインしてました。


ちなみに

キャプテンの叔父さん(故人)

映画の脚本家で、

日本では5本の指に入る

任侠映画の評論家なのですが


その叔父さん(故人)が生前

夏時間の大人たちを

すごく良い映画だと

評価していたそうなので、


ランキングには

納得いきませんが


その話を聞けただけで

私は満足です。


らぶー