疲労について | しゅうぞうRunスクール

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東京~川崎~横浜でランニングインストラクターをしています。
日々のレッスンについて、ランニングについて、綴っています。

自己ベスト更新を目標にトレーニングを積んでいるランナーの方は、こんな事を考えたことはありませんか?

 

「疲労を計って数字に表わせたらいいのに・・・」

 

そんな機械があれば

・レース前の疲労抜き

・トレーニング計画の作成、修正

・日々のトレーニングで強度の調整

等に役立つと思います。

 

残念ながらそんな機械は聞いたことがありません。

 

血中の乳酸濃度を疲労の指標にしていた頃があったようですが、最近では

「乳酸は疲労物質ではない」

という考え方が優勢になり、この乳酸濃度の疲労の指標とする考え方は正しくないようです。

 

私は以前、ランニング日誌に「疲労度」を5段階で記入していたことがあります。

 1:疲れはない

 2:疲れはほとんどない

 3:やや疲れている

 4:かなり疲れている

 5:相当疲れている

といった具合です。

 

結果としては「3」「4」が殆どになり、意味が無くなり止めてしまいました(笑)。

 

それに、この方法は感覚によるものですので「気分次第」な要素も大きくなってしまいます。

 

「肉体的な疲労度」と「精神的な疲労度」がごっちゃになってしまうのも問題です。

5時間デスクワークをした時、精神的な疲労度は大きいですが肉体的にはそれ程疲れていないはずです。

 

ではどうすればよいでしょうか。

 

やはり肉体的な疲労を数字で表す方法が良いと思います。

 

「肉体的な疲労」-「疲労回復」=「現在の疲労」

 

「肉体的は疲労」となる要素は

・ランニングトレーニング

 ・走行距離

 ・ペース(強度)

 ・気候コンディション(暑さ等)

・日常生活

 ・移動距離(基本的には徒歩)

 ・通勤(ラッシュ時の電車等)

等です。

 

職業によっては別な要素を考慮に入れる必要があります。

(例えば、重いものを運んだりする等)

 

「疲労回復」となる要素は

・睡眠

・食事

・リラックス出来る時間

等です。

 

各要素に数字(係数)を掛け合わせて数値化して、足し引きを同じレベルにすることが出来れば良いのですが、これは試行錯誤でやってみるしかありません。

 

良い数値化の方法が見つかったらこのブログで報告します。