元日営業について、考えてみた | 萌え燃え日常戦記

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時に萌え、時に滾り、時に凹む柊の日常をつづります

今日は正月初のお休み~~~ってことで、年末年始勤務で溜まった洗濯物したり。
冷蔵庫の中を少し整理整頓してみたり。
まだ意外と残ってんな……^-^;


今年は伊勢丹が元日営業やめます! とか言って、それにテナント会(?)がありがとうございますとかコメントして、ニュースにもなったりしてましたね。

その記事を読んだり、一昨年のこの記事(「思えば遠くへ来たもんだ 」)なんかを思い出して、あれこれ考えた。


ま、まずは伊勢丹の記事(どこの記事読んだのか忘れたので、ざくっと記憶で)にあったコメントね。

笑っちゃうくらい「賛成」「正月くらい休もうよ」が多かった。

んなわけあるか。っていうか、ま、営業賛成派の人は多分「そうはいってもやるでしょ、正月営業」と思ってコメントするという行動に出なかったなんて想像もつくわけですが。あとあれね、伊勢丹休んでもいいよ、どうせい行かないから。コンビニとネット(および配送業者)が動いていればいい、という生活スタイルの人も多かった(それ、賛成とか反対じゃなくて、単純に無関心だよねって話ですが)


その中のいくつかにね、あれ? と思うようなコメントがあったので(それも複数)それにまずは反論。


>正月は静かにすごすものだ


おい。正月って何か分かってんのかコラ。冠婚葬祭の「祭」の一年で一番大事な祭が正月なの。

正月は初詣して、新年のあいさつに回って、おせちと言う神様に備えるお食事を一緒に頂くものなの。


こたつ入ってみかん喰いながらテレビで箱根駅伝みるのが正月じゃねえんだよ!www


これと似たもので「正月は道路ががらんとしていて、静かで、あぁ正月だなぁって感じだった」とかいうコメントもありましたが、それはみんな「帰省」しているからなの。

で、帰省された先では頑張って「おもてなし」してるの。おそらく道路がらん、の人は都会の人とかじゃないかと思うけど。自分のノスタルジーで勝手な正月を語るんじゃねぇ!www


初詣は氏神様に詣でる、というしきたりもあったりするけど、基本的に都会で「氏神様」ってないよね?

ま、江戸時代から「恵方」「有名どころ」という氏神様以外の所に詣でる習慣もあったみたいだけど。

とにかく正月は一年で最大の「祭りごと」であり、それにはごちそうっていうのは(ハレの日だからね)つきものだったわけですよ。


あとこれ。
>バブルの頃に元日営業が始まった


もうね、なんでもかんでもバブルの時代のせいにするの、やめないかな。え?

違うと思うけどと思ってWiki 見たら、やっぱり1990年代までは元日のみ休業してたって書いてあるし。

私バブル崩壊直後の93年に社会人になってるけど、その頃はまだGMSも毎週一日とか、少なくても月二日とかは休んでたよ?


じゃ、なんで元日営業始まったのかって言ったら、不景気のせいです。

(いや、いちがいに言えないか。でも多分)

っていうか、元日営業してでも「売り上げ前年行かせたい」のせいです。

バブル崩壊後、景気どんどん悪くなる、でも売り上げは前年をキープしたい、営業日を増やすしかない、という流れになるでしょ、そりゃ。


という二つのことを前提とした上で。


えー私としては、正月営業は、すべき所はすればいいし、「やってらんないよな」と思う所はやめればいいと思います。

すべき所って?


前置きが長くなりましたが、ここからが私の主題笑


食品スーパーでもGMSでも飲食でもいいんだけど、「安売り」とか「生鮮の鮮度だけが売り」という業態は、休めばよろし。市場休んでるんだから、鮮度なんてくそくらえだし、安売りなんて、しようと思ったら人件費削るしかなくて、そうすると従業員に正月手当だすのも辛かろう?

休めばよろし。安売りとか、生鮮の鮮度が売り、という業種業態は。


でもね、惣菜や刺身などの加工品。地域の銘店と呼ばれる商品。そんなものを扱ってる「高級スーパーを標榜する」企業は、営業しよう? 特に田舎のそういう店舗は。

理由は簡単で、正月は「おもてなし」しないといけないんです。帰省された先は、おもてなし、したいんです。


上記の伊勢丹の記事のコメントの中に「正月三が日位おせち食べてればいいじゃん」っていうのもあって、思わず「え?」と思ったんですが、イマドキのおせちは三が日持つほど味濃くしてないよね。

砂糖も醤油も、なるべく少な目に、素材の味わいを活かして、とかだよね。最近の売ってるおせちって、要冷蔵とかじゃね?
じゃ、そういうおせちを作ればいいじゃん? って?

女性の活躍とか言ってる一方で、おせち作れって、ねぇそれ誰に言ってんの? って話だよね。

だいいち、今の味覚に慣れてる人たちにとって、そういうおせちって美味しくないでしょ。美味しくない時点で「ごちそう」じゃなくなってない?

そうするとね、正月に美味しいごちそうでおもてなししようと思ったら、買うしかないの。

普段あこがれのあの「上質スーパー」で「ごちそう」を、「○○に食べさせようと思って」「買っておいたよ」って。おもてなしするのに、二日前に揚げた酸化したオードブルとか、食べさせたくないでしょ。

自分たちだって初詣行かないといけないのに、家でゆっくり作ってるヒマ、ないでしょ。

「帰りにあそこで買って帰ったらいいから」

って、容易に想像できるよね。


食品小売りに携わる者として、お正月のような「ここぞ」という時に頼られる存在でありたいと、個人的には思うなぁ。

あ、ちなみにじゃぁ働いている人のことはどうなるんだ、という話があるかと思いますが、それはお正月手当をきちんと出すこと、代休がきちんとあることは前提ですよ?
んでもって、もちろんそれだけの技術や素材を、わざわざお正月に提供するんだから、安売りするんじゃなくて、適切な価格で提供すればよい、とそう思っていることだけは付け加えておきます。