食のバイブル | 萌え燃え日常戦記

萌え燃え日常戦記

時に萌え、時に滾り、時に凹む柊の日常をつづります

いつか書こう、紹介しようと、本を見るたびに思ってたけど、書いてなかった、多分。


昨日、この片方を久しぶりにゆっくり読んだので、改めてご紹介。



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「うるさい男も黙る洋食の本 茂出木心護」「聡明な女は料理がうまい 桐島洋子」


どっちもすごく古い本です。

「うるさい~」の方は昭和53年に単行本で出て、1985年に文庫化。

「聡明な~」の方は昭和51年に単行本で出て、1990年に文庫化。


「聡明な~」の方は多分まだ手に入るけど、「うるさい~」の方はもう中古でしか手に入らないかも知れませんね。

もちろんどちらも古い本なので、まったく時代遅れ感がない、と言えばウソになりますが、人の味覚なんて、そうそうすぐに変化するものではなく、今でも充分に通じる内容の方が多い。


「うるさい~」の方は実家に単行本があり、大学生になったときに「これを持って行かせて欲しい」と親に懇願し、一人暮らしの部屋に携えて行った本の一つ。

が、大学の先輩(男)に貸したまま、帰ってこないままに今になってます。


著者の茂出木心護さんは日本橋の「たいめいけん」の初代の方です。

電話による「お料理110番」なんてのもやっておられたようで、その頃の「主婦の体たらく」をなんとかしようと孤軍奮闘、といった気配が透けて(時にははっきりと)見える本なので、そういうのを「うるさいわ」と思う方(笑)には向かないかもしれないのですが、本当に料理の基本的なところを押さえてあり、忘れた頃には読み返し、「あっ、そうだった!」と初心を思い出すようにしています。


「聡明な~」の方は著者は桐島洋子さん。ジャーナリストで、初の有名人シングルマザー(笑)かな?

と言っても今では桐島かれんさんやローランドさんのお母様と言った方が通りがいいのかも知れません。


「うるさい~」の方が基本だとすれば、「聡明~」の方は応用。応用と言っても、応用の仕方が書いてあるわけではなく、「応用の心意気」みたいなものが結構書いてあるかなぁ?

こちらは今でも手に入るため、ときどきプレゼントに使ったりします。

ただ……こちらも唯一の欠点があるとすれば「ラブ」が時々混ざること。

あまり言われたことはありませんが、大学時代の友人にプレゼントした時は、その彼女がやや潔癖な子だったこともあり「わざわざ料理の本の中にあぁいう話題を組み込む神経が分からない」とお冠でした。


私的には食欲と性欲は似てると思うので、あんまり抵抗はないんですけどね。

ラブな関係の相手と一緒に食べるご飯は何倍も美味しいと思うし。

料理は別に修業じゃないんだから、と思いますが……上記彼女のような考え方をされる方はお止めください(笑)


どちらも「レシピ本」ではないので、すぐ今日の夕食に役に立つ、という類の本ではありません。

(レシピも多少は載っていますけどね)

が、料理ってものを「楽しみたい」なぁとか「根本的に上達したい」なぁなんて思う方には、一読をオススメする次第です。