六条の御息所の能動性って感じで、源氏ブログの方で書こうかと思ってたんだけど、イマイチまとまらないので、ここで吐き出してみる。
……能動性っていうかね。
憎い恋敵の寝室にまで乗り込んだのは、少なくとも平安文学では彼女くらいではないのかと。
もちろん、幽霊というか、生霊になって、なんだけどさ(笑)
かの道綱の母ですら、多分直接手は下してないし、頭の中将のヨメの五の姫だって(で良かったよね?四の姫だっけ?)ですら、「人をやっていやがらせ」を夕顔にしたくらいのことであって、直接寝所に乗り込んで、相手を縊り殺したなんていうのは、六条の御息所くらいなものなわけですよ。
ま、その行動の是非はともかくね。
1000年前の女性の、この行動力。
すげぇなぁって……。
それを思いながらね、夕顔って、女に嫌われる女だったんだなぁってね。
頭の中将のヨメに嫌がらせされても、懲りずに源氏に文を渡すわけですから、その結果が予想できなかったわけではないだろうにね。
源氏の庇護を受けるようになったら、源氏の愛情を独占したいと思う女たちに恨まれるに決まってる(少なくとも葵の上のという正妻はいたわけだし、六条の御息所の存在も世間には知れ渡っていたという描写になっている)にも関わらず、源氏に文を渡し、覆面の源氏とでさえ契るというのは、まぁ、平たく言えばそんなに生活に困ってたのかなとも思うし、じゃなかったら、そんなに飢えてたのかなと。
言葉悪いけどさ。
まぁ、今の価値基準で判断してはいけないのかも知れませんが、顔も分からぬ男と平気で契れるというのは、正直不気味。
源氏だと分かってて、それでも顔を見せないと思えば「本気の相手ではないんだ」と思うのが普通。
どっちにしても、それを受け入れた夕顔は、最近、余計に気味が悪いなぁと、そんなことを思った今日の私です。
うん、正直生霊で呪い殺す御息所よりも、金の為に覆面の源氏とやっちゃう夕顔の方が気持ち悪いです。