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未解決事件、というよりも、今でもあれは……うーん、と思ってしまう話です。
まぁ、季節柄、こういう話もいいよね苦笑い



この前、人形(ひとがた) っていう記事を書いてた時に思い出して、一緒に書いちゃおうと思ったんですが、あまりに長くなったので、やめた話なんですが。


以前に酒屋さんにいた時に、大掃除をしてたら、出てきたんです。
紙で作られた、人形が。

そのお店は、私が着任するよりちょっと前から、つり銭がなくなったり、従業員同士のイジメがあったりと、何かと問題があったお店だったんですよね。
で、社長や部長から「宮坂さんだったら、俺たちの目に見えない、店の問題点が見えるかも知れない、着任して、そこも含めて、なんとかならないだろうか」と言われ……
社員ですから、それを拒絶できるわけもなく。

一旦心を壊したり(そのときは原因が明らかだったこと、今ほどメンタルの敷居が低くなかったこともあり、病院には行ってないので、はっきり病名が出たわけではありませんが、今回とほぼ同じ症状だったので、多分同じ病だったでしょう)、従業員の9割を入れ替えるほどの粛清をしたりして、……それは2月頃の、比較的暖かい日。

「今日はヒマそうだし、天気はいいから、掃除でもしようか」

ということで、出勤従業員は、レジ当番を残し、事務所の机を片付け……

それは使われていない、元副店長の机の、一番下の引き出しから出てきました。

身長は10cmに満たないくらいの、紙で作られた人形。
そして、その顔はセロハンテープでぐるぐる巻きにされ、胸のちょうど心臓に当たる部分に、インクで(多分油性マジック)赤く染みが着けてありました。

たまたまそれを見つけたのは、騒動の前からいたパートの女の子。
ほとんどパニック状態で、泣き出してしまいました。

「誰が、こんなものを……!」
って言ってたような気がします。
実際、それはあんまりまがまがしい感じこそしなかったものの、だからこそ、それが気持ち悪い(悪意のあるいたずらと言う感じでしょうか)という感じの人形で。

「大社行って来る」

その日の昼休み、私はその人形を持って、大社に行って来ました。
(お守りを返すところに投げ込んできました。スミマセン。お祓いをしてもらうほどの邪悪さは感じなかったので……)

しばらくは、「店長、あれ、どうした? 本当においてきた? もう大丈夫?」等々、かなり心配されました。
私もここで事故だけは起こさないようにしないと、と強く思ったことを覚えています。
(その人形が事故を起こす、という意味でなく、偶然事故ったとしても、周りはそうは思わないだろうから、負の連鎖にするわけにはいかない、という責任感です)

大半の従業員がやめていった中で、その人形は今でも誰がどうして作って、なんでそこにあったのかは分からないまま。
これは永遠に分からないままなんでしょうね……
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