二月に朝日新聞に投書を送り、
戦争を回避出来ない無能な政治家と
武器で儲ける商人を軽蔑し
平和を心から希望すると書いた。
過去のブログでも触れ、
先日掲載された
朝日新聞のインタビューでも答えたが、
二件程ご批判を頂いた。
一件は、
内容が薄いというものだった。
字数に制限もあったので
その指摘は気にならなかったけれど、
もう一件は、
閉口してしまった。
平和で踊れるのは
安全保障体制があるからですよ、
もっと勉強して下さい
というお叱りだったからだ。
確かに、
僕の勉強不足は否めない。
安全保障に関する書籍が家にないのだ。
日米合同委員会や
日米地位協定に関する書籍はあるけれど・・・。
なので
その批判の主に
ご指導ありがとうございます、
もっと勉強します
と返信した。
ところが
その直後だ！
東京新聞の記事を見て
目を疑った。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/229787
浜田靖一防衛相は
2月6日の衆院予算委員会で、
他国を武力で守る
集団的自衛権を日本が行使した場合、
相手国からの攻撃で
「わが国に被害を及ぼす場合もあり得る。
大規模な被害が生じる可能性も完全に否定できない」
と述べた（本文より）
のだ！
今まで
平和に踊って来れたのは
安全保障条約のお陰だったのかもしれない。
しかし、
集団的自衛権で
他国を武力で守る事も出来ると
憲法を解釈してしまえば
もうこの平和が
守られない事が明らかになった。
防衛相が
大規模な被害が生じると認めているのだ！
大規模？
その攻撃で
原発を狙われたら
大規模で済むのかな？
日本が壊滅するだけでなく
放射能汚染が
世界に広がるの筈・・・。
僕をお叱りになられた方は
この事実をご存知なのだろうか？
与党を盲信し、
現実から逃避する人に
（そのお叱りになられた方の事だとは断定していない）
叱られる筋合いはない。
もっと勉強しなさいという
アドバイスは真摯に受け止め、
間違った本を選ばないように気を付けながら
知識を身につけ、
見識を深め、
自分なりの発言や行動を
続けて行きたいと思う。
PS
僕が今回のヨーロッパでの旅で
読んでいるのはこの本。
人間は過去から学べると信じて。