本当にあった恐ろしい話が
大好評で、
ブログのDJ部門１位に。
でもこの部門、
知ってる人が殆どいません。
何でも
ラジオのDJや
クラブでは回していないDJも
混在しているようでして・・・。
個人的には
順位はどうでもいいんですが
僕みたいな少数派が
首位をゲットすると
喜んで頂ける方もいるのかな？と
情報共有しましたが、
案の定
１日天下で
もう転落してます。
他の世界で
人気がある方が
大勢いらっしゃるんでしょうね？
でも
そういう方を押し退け！
沢山の方に興味を持って頂いて
書いた甲斐がありました。
ご愛読ありがとうございました。
で、
続編です。
続編と言っても
僕がDJをボイコットしたイベントの
後日談ではなく
あの後に
また発生した
お客さんからのリクエスト事件なんです。
場所は
都内屈指の情景を誇る
ウェディング会場
（それ以上は言えません）。
これまた
結構有名な外資系企業の
パーティーでの事。
僕とDJ KAWASAKIに
オファーが。
大好きな会場だし、
ギャラも良かったので快諾！
担当者の方も
リクエスト防止対策に
ご理解のある方でしたし。
しかし、
油断大敵！！
マナーの良い
お客さんばかりで
何の問題もなかったのですが、
終演間際に
リクエストが・・・。
一人の外国人のお客様が
iPhoneを持ってブースに・・・。
会場のスタッフが
目を離した隙に！
「Hey DJ！
これかけてくれないかな？」
と画面を
僕に見せるではありませんか。
アーティストは
聞いた事のある名前でしたが
曲は知りませんでしたね。
「リクエストは
基本的に受け付けてないんです
持ってたらかける事もありますが、
この曲は持ってないですね」
それでも
お客様は
ニコニコされています。
そして、
こんな事を仰いました。
「じゃ、iPhoneを
ミキサーに繋げて
かければいいじゃん」
え？
僕に
彼の好きな曲をかけろと？？
しかも、
iPhoneをミキサーに繋げと・・・。
勿論、
丁重にお断りしました。
ケーブルがないので
iPhoneは
繋げられないんですよと。
USBだったら
挿せたんですけどねと。
その時、
僕は重大なミスを犯した事に
まだ気付いていませんでした。
お客様はニコニコしながら
ベルトのバックル部分を開くと
（こういうタイプのバックルでした）
中からUSBを取り出し！
「じゃ、これかけてよ」
と。
しまった！
リクエストもダメ。
iPhoneも繋げないし、
USB持って来ても
絶対に希望の曲はかけない！！
と断言しないといけなかった・・・。
僕とDJ KAWASAKIで
これどうしたもんかなぁ？と
困惑していたら、
たまたま
遊びに来ていた
某ジャズ・バンドのリーダーが
心配して
ブースに駆け付けてくれたので
事情を説明。
「これ系だったら
僕DJ出来たのに・・・」
と言うので、
「替わって貰えたら良かったね」
と返すと、
「車にUSBあるので
取って来ましょうか？」
と。
持つべきものはUSB
ならぬ、友！
最後、
彼に任せた所、
何と！！
お客さん全員が
突然、
同じダンスを
始めるではないですか
（あれ、
何て言うんでしたっけ？）！
イベントの終演後、
お客さんにも
会場の担当者にも
感謝され（苦笑）。
いやー、
僕のDJで
盛り上がった訳じゃないけれど
一応、
僕の采配で
盛り上がった訳で（汗）。
油断大敵、
念には念を、
持つべきものは友、
終わり良ければ全て良し。
昔の人は
数々の教訓を
残してくれていますね。
全部当てはまってるし（笑）。
他にもまだあるかな？
あ！
二度ある事は
三度ある・・・（怖）。