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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

現在、

渋谷のオルタナティブスペース

elephant STUDIOにて 

4月21日(水)から4月27日(火)まで開催中の、

アーティストOLI さんのソロエキシビジョン

『THIS WARP IS LOVE』に行って来た。

 

 

 

不気味な肖像でありながら、

何故かファッショナブルな佇まい。

 

デジタルとアナログの境界線を

軽々と飛び越え、

対象の歪みが、

実は

自分の状況の投影である

と気付かされた時、

僕の身体は

渦巻きと同じ方向に

ひん曲がっていた・・・。

 

苦悩や混迷、

自己の崩壊すらを暗示する

恐怖すら宿しているというのに、

その絶妙な色使いと

その異なるタッチの組み合わせと

その完璧な構図が織りなす

美に

僕は見惚れていた。

 

想像を駆使して

原形に想いを馳せてもいいし、

その不思議な世界に

迷い込んでもいい。

 

とにかく、

現場で、

貴方の眼で

実物を観て欲しい。

 

いくつもの謎がまさに渦巻く

トリッキーな、

いや、

マジカルなアートだ。

 

それは錯覚ではない。

 

タッチから色合い、

更には各キャラクターの名前まで

見所が満載。

 

作家は常時在廊との事なので

話しかけてみては如何か?

 

決して種明かしではなく、

貴方の潜在意識に引っ掛かった

違和感?

感動?

何によって

引き起こされたかを知るヒントを

OLIのロジカルな思考が

提示してくれるかもしれない。

 

とにかく、

驚いた!

 

PS

 

展示には正方形サイズの作品もあり、

今回の展覧会のプロデューサーでもある

小松隆宏さんに

「沖野さんのジャケとかにどうですか?」

と提案された。

 

僕は複数のプロジェクトを持っているので

ハマるものがあるかもしれない。

 

でも彼のポテンシャルなら

Massive Attackの新作に大抜擢!とか、

いつの間にか

Flying Lotusのアー写を手がけていた!

なんて方が可能性が高くないだろうか?

 

共に"イル"なんだけど

モードな人にも支持されているので。

 

それこそ

WARPなだけに、

Aphex TwinやLFOをリリースしていた

イギリスの名門レーベル、

WARPとコラボなんてどうだろうか?