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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

12月23日に

渋谷ストリームの1Fに

オープンした

The Room COFFEE & BAR。

 

店内には

レア盤

デザインやアートワークが

素晴らしい

レコードが

壁面一杯に飾られ、

奥の小部屋には

僕の自宅の書棚から

厳選された

ジャズに関する書籍が

ディスプレイ。

 

勿論、

ブログにも書きましたが、

コーヒーは

銀座の

トリバ・コーヒーさん監修の元、

僕と

The Room本店の

スタッフと

元スタッフの

DJ KAWASAKIが

考案した

オリジナル・ブレンド4種を

導入。

バリスタは、

元ブルーボトルにして、元Citanの

タイチ・イソザキという

強力な布陣です。

 

レコードに

本に

コーヒーに

並々ならぬ情熱を注いでいますが、

インテリアにも

注意を払いました。

 

テーブルこそ

新品の特注品ですが、

椅子は

京都で見つけた

ガルファニタスの

ビンテージ・チェア。

 

予算オーバーしたので

乗り捨てのレンタカーで

僕が自ら搬入しました(笑)。

 

音好きにも

本好きにも

コーヒー好きにも

インテリア好きにも来て欲しい。

 

そんな思いから、

どうしてもこの椅子を!

と関係者を説得

(いや、僕の暴走か・・・)。

 

The Roomの本店同様、

インテリアに対する

僕の関心を象徴する

一品?

逸品?

を購入したかった訳です。

 

The Roomって

過去、4年に一回のペースで

改装して来たのご存知でした?

 

大沢君がバーカウンターを作ってくれた

初代内装は

私書箱だったテナントの中身を全て剥がして

何もかもが剥き出しになった

それこそザ・ナイト・クラブな内装。

 

雑誌、Wallpaperが創刊された頃は、

紙面に影響を受け、

店内に"竹"を大胆に使ったことも

(オリジナル照明、"竹蛍"も発表!)。

 

照明と言えば、

前回の改装から

店のシンボルとなっている

シャンデリアがありますよね?

 

イタリアのデザイナー

Gaetano Sciolariによる

1969年のヴィンテージ。

 

 

実は、

本店のシャンデリアを買った店に

同じものが入荷されてたんで

ストリーム店のバー・スペースにも!

と色めき立ったんです!!

 

関連性出るじゃないですか!!

 

ところが、

お値段を聞いてびっくり。

 

な、何と、1個200万円也!!??

 

え、そんなにしたっけ?

 

The Room本店に

大小合わせて4つあるんですが・・・。


写真↑の細い方で200万だから、

店にある太い方は250万?

ひょっとして300万??

 

レコードでもありますけど、

昔安かったものが

時間の経過と共に

高騰するってありますもんね。

 

それにしても・・・。

 

で、

シャンデリアは断念したんですが

(そもそも契約の関係で

照明の交換は難しかったんです)、

椅子だけは妥協出来ず・・・。

 

だって、

そういう所にセンスって出ますもんね。

 

僕の自宅のインテリアも

柳宗理や

剣持勇の椅子、

バーナー・パントンや

ジョージ・ネルソン、

イサム・ノグチの照明を選んでいるので、

プロデュースを手がけるお店にも

顔になるような

名作を入れたかったんです。

 

22脚も揃うかな・・・と心配しつつ、

1軒目に入った店に

まさかの!

27脚!!

 

即決でしたw

 

かくして、

The Room COFFEE & BARに

目出度く設置。

見た目もいいんですが、

座り心地もなかなかです。

 

是非見に来て、

座って下さい。