ホセ・ジェームス、そして、フライング・ロータスが起用するドラマー、リチャード・スペイヴン | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

KYOTO JAZZ SEXTETの
東京ジャズでのライブには
菊地成孔さんのみならず
スペシャルなゲストを
イギリスからお招きしています。

あの
ホセ・ジェームスが
信頼を寄せる
ドラマーでもあり、
フライング・ロータスも
起用する男、
リチャード・スペイヴン。


"今ジャズ"全盛の中、
敢えて
新主流派のカバーに取り組み、
世の中の動きを無視?
或は
シーンの一歩先を行っている?
筈の
KYOTO JAZZ SEXTETが、
やっぱりリチャードなんだ!
と菊地成孔さんに言わしめたこの招集。

何故彼なのか
お越し
頂ければその理由は一目瞭然。

"今ジャズ”界きってのイケメン・ボーカリスト、
ホセ・ジェームス

"今ジャズ”愛好家からも熱い視線を送られる
アリス・コルトレーンの甥っ子にして
LAビート・シーンの最重要人物、
更には
本年度No.1ジャズ・アルバムと多くのDJが絶賛する
カマシ・ワシントンを世に送り出した
フライング・ロータス

共に
指名するドラマーを
沖野修也が
わざわざ東京ジャズの為に
イギリスから
リチャードを呼んだ訳ですから。

ちなみに
彼との出会いは
今を遡ること
10年以上前・・・。

キーボード奏者、
マーク・ド・クライヴロウが
初めてバンドで来日した時の
ドラマーがリチャードだったんですね。

勿論、
飯食べさせたり、
The Roomで呑ませたりしました。

その後、
TWO BANKS OF FOURのドラマーとして
来日した際には、
ブルーノートの公演終了後、
土曜日のThe Roomに遊びに来て
メンバーと一緒に
サン・ラのカバーでジャム・セッションし、
4時間、
アフロ・ビートを叩き続けたこともありましたし、
これもThe Roomで
ホセ・ジェームスが
公開リハーサルを急遽行なうことになり
(しかもその時のDJは
ジャイルス・ピーターソン!)
素晴らしい演奏を
聴かせてくれたこともありました。

つまり、
たまたま
”今ジャズ"絡みの
話題の男ではあるのですが、
長年の友達と
念願叶って
遂に
ライブで共演!
という運びになっただけの事でもあるんですね。

KYOTO JAZZ MASSIVEの
ユーロ・ツアーに
彼を抜擢するという話もあったのですが、
その時には
構想すらなかった
KYOTO JAZZ SEXTETで
リチャードが叩いてくれることになるとは!

しかも、
今回、
KYOTO JAZZ SEXTETのドラマーは、
日本ジャズ界の
若手No.1、石若駿ですから、
日米英の
ジャズ・シーンの
関係者が
垂涎を禁じ得ない
豪華な
ドラム・バトルが
ステージ上で
繰り広げられる筈!!

あの曲、
ツイン・ドラムで
やりますからね!!!


ここまで書いて来ない人は、
きっと縁がなかったんですね。

リチャード・スペイヴンに(笑)。

いや、
僕の音楽に興味ないだけか・・・。

とにかく、
ホセ・ジェームスと
フライング・ロータスと
沖野修也が
共有する
唯一のドラマーが
KYOTO JAZZ SEXTETで
何をやってくれるのか?
僕も
とても楽しみにしています。

KJSでカバーした
ハンコックやウェイン・ショーターも出演する
今回の
東京ジャズ。

僕達が出る日のトリは
ジャック・デショネットですからね。

ジャズ・ドラマーの
新旧の顔合わせが実現すると言う意味でも
9月5日は重要な夜になるでしょう。

興味を持たれた方は
是非、
リチャード・スペイヴンが
ゲストで叩いてくれる
KYOTO JAZZ SEXTETのライブに
お越し下さい。