いよいよ今日と明日! | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

いよいよ
今日と明日、
The Room 21周年記念パーティーの開催日となりました。

今年は
The Room 20周年のスペシャル・ヴァージョンを
新木場のageHaとロンドンのLifeでも行ったので、
ちょっと間隔が近いんじゃない?と思われるかもしれませんねw。

それにしても、
僕の周年に賭ける情熱、
半端じゃないでしょ?

The Roomの1周年は、
今は亡き芝浦のGOLDで開催。

JAZZ系のDJ勢揃いで
LIVEが、
MONDO GROSSOに
COOL SPOONに
THEATRE BROOKという
組み合わせ。

渋谷のコバコが
GOLDをジャックするという
インパクトもあって
超満員でした。

2.5周年?は、
A TRIBE CALLED QUESTの
Q-TIPをブッキングするも
直前に諸事情あり来日できなくなり
ピンチヒッターで
MASTERS AT WORKのKENNY DOPEと
BRAND NUBIANのALAMOが登場。

3日間で
あの空間に1000人以上のファンが
押し掛けw大変な事に・・・。

その後、ご存知、
東京を代表するDJが一人一曲のプレイで
バック・トゥ・バックする
"一曲入魂"がスタートし、
CHARA
(JR.SWEETとLOVIN' YOUのメドレー!)

ジョー山中さん
(曲はスティーリー・ダン、
バビロン・シスターズのレゲエ・ヴァージョン)
が出演し、
WOWWOWで7時間ノン・ストップ放映!
なんて事もありました。

そして、
20周年では
出演者が100人(以上になっちゃいましたけど)

一人一曲・・・。

で終った筈なのに、
その後、
ロンドンでも開催。

なんでそんな無茶をするんですか?
と聞かれる事があります。

そんな時
僕はこうこう答えるんです・・・。





























































































だって楽しいやんw。

それだけです。
人生にはイベントが必要でしょ?

イベントのない人生なんて
つまらない。

周年ならではの
スペシャルな出演者や
組み合わせ。

それなら行ってみようかという
新しい顔。

そして、
それなら行ってみようかという
懐かしい顔。

素晴らしい音楽、
美味しいお酒、
出会い、
再会、
そして、
会話。

今年は
残念ながら
例年開催している
TOKYO CROSSOVER/JAZZ FESTIVALが
やれなかったので
この
The Roomの21周年が
個人的には重要なイベントなんです。

えっ
規模が小さい?

そうですね。
でも、
集客数や会場の大きさで
重要かどうかは決まらないんです。

中身で勝負です。

でも会場選びは正直
悩みました。

ageHaでもやった。
ロンドンでもやった。

じゃ、次どうするか?

築地本願寺(REDBULLさんに先越されてしまいましたね)?

武道館(メディアが絡まないと不可)?

代々木体育館(1年前から予約が必要)?

色々考えた結果、
結局
The Roomに原点回帰。

20歳で大人になって、
成人1年生。

初心に戻って、
ここからまた僕たちが愛する音楽を
育んで行こうという決意の現れでもあります。

世の中で
僕たちが支持するジャジーでソウルフルな音楽は
決してメジャーじゃない。

むしろ、
海外で通用しない日本語のポップスや
派手で五月蝿いダンス・ミュージックが
以前にも増してポピュラーになり
どちらかというと苦戦を強いられている。

だからこそ、
風呂敷を広げ過ぎずに
もう一度
The Roomというホームに立ち返り
熱量を蓄え
再び世に打って出る時の
パワーを充満させたいんです。

ちょっと
居心地悪いかもしれません。
ちょっと
暑いかもしれません。
居場所がないかもしれません。
バーに並ぶの大変かもしれません。

それでもね、
今は
その
「なんなんこの込み具合!」
という心地よい不快感さえ
GOOD MUSICをサポートする人々にとっては
手に入れる事が難しい時代なんです・・・。

だから
エネルギーを凝縮する必要がある。
すかすかのパワーなんか
拡散できないでしょ。

最高の音楽を
赤の他人と共有し、
自分が居る事、
そして、
自分の周りに、
しかも
至近距離に人がいる事を
肌で感じるって
素晴らしい事じゃないですか。

The Roomはその名の通り、
僕の部屋なんです。

いや、
みんなの部屋なんです。

「沖野さんって無茶しますよね」

でもいい。

「あいつ、語り過ぎやろ」

でもいい。

部屋に入れば
誰もが仲間。

今夜、
そして、
明日の夜は
一緒に祝って下さい。

僕たちは
ルーム・メイトなんだから。