ブギー・ミーツ・テクノ? | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

あと10日で
アルバムが発売されます。

今日からは
まだ触れていなかった
オリジナル曲の事について
書いてみようと思います。

まずは、
「STILL IN LOVE」のカバーに抜擢した
NAVASHAが歌う「LOVE AND LIVE」。

お陰様で
『UNITED LEGENDS』

「THANK YOU」は、
KYOTO JAZZ MASSIVEのHOUSE MIX、
SLEEP WALKERのジャズ・ヴァージョン、
それを更に編集した
DANNY KRIVITのRE-EDITを含め
4つの異なるアレンジが
ほぼ4年に渡って
数多くのDJの皆さんにプレイして頂きました。

再びNAVASHAを起用する事を決めた時、
当然、プレッシャーがある訳ですよ。

「やっぱり「THANK YOU」の方が
良かったね」
なんて聴いた人が
感じてしまったらどうしよう・・・
みたいな。

でも、
「STILL IN LOVE」の
NAVASHAの録音が済んだ時点で
確信しましたね。

これはイケると。

自分の作品としてでなく、
DJとして客観的に
シビアにジャッジしても
「THANK YOU」を超える可能性がある・・・。

そこで
更なるプレッシャーが
僕に襲いかかる訳です。

このカバーを
オリジナルは超える事ができるのかと・・・。

僕には
判断できません。

自分の曲だから
凄く好きですよ。

それに、
ジャズとブギーを融合させた上に
ソウルやファンクを吸収し、
果ては
デトロイト・テクノや
ブレイク・ビーツを取り込んで
2011年に相応しい
クロスオーバー・ミュージックを創った
という自負もあるし。

でも
デモ段階からのクラブ・プレイでは
圧倒的に
「STILL IN LOVE」の反応の方が
いいんですよね・・・。

いや、
『UNITED LEGENDS』
の時も
「SHINE」人気の影に隠れながらも
「THANK YOU」が
じわじわと盛り上がって行ったからなー。

という訳で
どちらがいいかは
リスナーの皆さんに判断して頂こうと思います。

ちなみに、
この曲の何処がブギーか判らない
という人がいたんですが、
LIGHT OF THE WORLDの
「TIME」なんかを聴いてもらうと
ヒントになると思います。

それから
UNDERGROUND RESISTANCEの
「JUPITER JAZZ」にも
影響を受けてるんですよ。

この曲だけ
アレンジにDJ KAWASAKIが参加している事も
ご理解頂けるのではないでしょうか。

あれ、
ジャズ・ミーツ・ブギーじゃなくて
ブギー・ミーツ・テクノ?

いや
菱山正太のトリッキーでオリエンタルな
インプロビゼーションがいい味出してます。

勿論、
NAVASHAの高揚感溢れるボーカルが
そもそも絶品です。

さて
過去の名曲に挑んだ僕の無謀な挑戦は
吉と出るのか
それとも
凶とでるのか?

いやー
心臓に悪いね(笑)。