LOOK AHEAD | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

ブランニューへビーズの
N'Deaとコラボするにあたって、
Acid Jazzの頃から活動を続ける二人が、
いかに今日的な音楽を
作り上げる事ができるのか
という事が
このアルバムでは
課題になっているのは
既に書きました。
オリジナル曲の事は
別の機会に触れるとして、
今日は、
どの曲を彼女の為にカバーに選んだのか、
何故その曲でなければいけなかったかを
皆さんに知ってもらいたいと思います。
僕が選んだのは、
Aquarian DreamのLook Ahead。

http://www.youtube.com/watch?v=8ga9OO5O3dA

レア・グルーヴの名盤からの一曲。
勿論、
彼女の声が
この曲にハマる筈だという
直感が大前提であるものの、
プロデューサーの
Norman Connersが
ジャズ・ドラマーとして
Herbie Hancockや
Gary Bartzと共演した
アルバムを作っていた
というキャリアを持ちながら
70年代後半には
ボーカリスト達を起用或は
監修し、
ブギーな楽曲を制作していた事に
自分の役割を重ねたという部分があったのです。

それに、
サウンド・プロデュースを手掛けてくれた
ROOT SOULこと池田憲一が、
「イントロは、
スピリチュアル・ジャズのリズムとコードですよね」
と言ってくれた事も決め手の一つになりました
(コーラスもそうなんです)。

そして、
基本、
原曲に忠実なアレンジではあるのですが、
RE-EDITする事で
オリジナルとは全く異なる構成を組み立て
(アカペラで始まり、ドラム・ビートで曲を終える)、
より
クラブ・プレイに向いたヴァージョンが
完成したのです。

実は、
これRE-EDITなんで、
オリジナルと同様、
リム・ショット+
ブラジリアン・フィールで
始まる原曲に近いヴァージョンも
存在するのですが、
どこかで披露したいとも思っています。

明日、
DIVINTI向けの一曲について。

おそらく
更新できると思います。




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