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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

最近行った展覧会で
一番良かったのがこれ。

http://www.2121designsight.jp/candj/index.html

僕はずっと
一連の作品を
この20年、
クリストが手掛けたものと認識していたんですが、
厳密には
クリストとジャンヌ=クロードの連名だったんですね
(昨年
お亡くなりになった
ジャン=クロードさんの御冥福を
心からお祈りします)。

それにしても
一つ一つの作品のスケールの大きさにも
驚かされるのですが、
着想から実現までの時間の長さといったら・・・。

長いモノは
20年以上の月日が費やされています。

KJMのアルバムが
10年に1年なんて冗談で言ってたりしますけど
そんなの全然甘いですね。。。

ただ、
彼等は同時に幾つものプロジェクトを進行させ
その長い期間に数々の作品
を完成(って言うんでしょうかね?)しています。

僕が
この展覧会に足を運んで
数々の謎が解けました。

資金はどうやって調達したのか?
どうしてそんなに時間がかかったのか?
彼等の作品のテーマは何なのか?

そして、

何故、二人は連名で作品を発表したのか?

場内でドキュメンタリーの上映があったんですが、
時間がなかったので
DVDを購入。

「君の作品の意味が判らん?」
と政治家に詰め寄られたクリストが
「だって、
美しいって事だけで十分じゃないか!」

と答えるシーンに
強く
心を
打たれました。

終了間近なので
お早めに。