TCJF 2008 カウントダウン・ブログ⑨ | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

さて
今年のTCJF。
やはり
目玉はジャイルスか。

シーンの大御所が
遂にTCJFに登場。

実は、
自分のイベントに
ジャイルス・ピーターソンをブッキングするの
初めてなんです!

BAR RUMBAとか
CARGOとか
リキッド・ルームとか
GILLESのイベントに呼ばれた事はあったけど、
僕が彼を呼ぶのは初めての事。

僕が彼のプレイを観たのが
1987年のロンドン。

20年以上かかって
ようやく
夢が叶いました。

自分のイベントで、
一緒にプレイする・・・。

師弟共演?

いや、
弟子じゃないかなら・・・。

彼、
KYOTO JAZZ MASSIVEの名付け親なんですよね。

だから、
親子競演??

あれは、
忘れもしない
ガリアーノが初来日した時の事。

DJとして日本に同行していた
GILLESと初対面。

ロンドンでは、
僕はただの客だったので
話してはいなかったんです。

「君か、KYOTOでJAZZ回してるのは?」

GILLESが僕の事を知っていたので
びっくりしました。

当時、既に、ロンドンの雑誌、
STRAIGHT NO CHASER(現在廃刊)で
DJチャートを連載してたから
チェックしてくれてたようなんです。

当時GILLESがプロデュースしていたレーベル、
TALKIN' LOUDのプロモーション用のブックレットを
もらったので
サインを頼むと
快諾してくれました。

何と、
そこには

「TO KYOTO JAZZ MASSIVE-GILLES PETERSON」

と書かれていたのです!!!

普通は、
TO SHUYA
とかって書きますよね。

京都でジャズをプレイしてる奴らへ???

イケてる!!!
頂き!!!

当時、仲間達と一緒にDJをしていたから
その場で、GILLESにそれをユニット名にしてもいいかと尋ねました。

即、OK。

いや、まてよ。

それは
KYOTO でJAZZをMASSIVEする???

MASSIVEには増強するなんて意味もありますから、
その名前に随分励まさせる事になりました。

だって、
GILLESにもらった名前に恥じない活動しなきゃマズいでしょ。

フェード・アウトしたり、
音楽性が、とんでもない方向にシフトしてたら、
彼に迷惑かけるから(笑)。

ま、
そんなこんなで、
GILLESと僕が一緒にプレイするって
僕にとって
凄く大きな意味があるんです。

果たして
彼が、
TCJFの事をどう受け止めてくれるのか?

その昔、
彼のDJをロンドンで聴いて、
DJになる事を決意した若者が、
彼をようやく自分のイベントに
招聘する日がやって来たのです。

当日、
僕が彼の事なんて紹介するか
楽しみにしといて下さい。