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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

パリのギグを
無事に終え、
TGBで
一路
ストラスブルグへ。

JAZZAMARと共に
ELECTROGROOVE FESTIVAL
というイベントに
出演する為に
東へ2時間半。

ちなみに
フランスの人は
高速列車の事を
シンカンセン
と呼んでいます(笑)。

ストラスブルグの駅は
流線型のカプセルみたいな
超現代的な建築で
結構イケてるんですが、
街並そのものは
古いヨーロッパの雰囲気が
残っていて
日本で言う所の
多分
金沢(全然喩えになってませんが)
っぽい感じ???

ディナーに行く前に
バーでFESTIVALの
オーガナイザーの
ステッフと待ち合わせをしたんですが、
初めて会うというのに
地元の若者達は
皆フレンドリーで
次々と僕に話しかけてきます。

5年前にコンポストから出した
アルバム『SPIRIT OF THE SUN』の事を
誰もが口にするし、
どうやら
随分前に弟がストラスブルグで
回したパーティーに
彼等は行っていたみたいで
歓迎ムードに一安心。

何でも
AFRONAUGHTの
「TRANSEND ME」
で相当盛り上がったらしく
今も語り草になってました。

こういう
都市は
あんまり
心配する必要がない。

KYOTO JAZZ MASSIVEの認知も
高いし、
弟のお陰で
期待も高まっている。

しかも、
1ヶ月に渡って行われる
ストラスブルグの音楽祭の告知も
街中の至る所で目にしてもいたし、
今夜の会場は
デザイン系の内装で
話題のスポットらしい。

僕の友達でもある
CLARA HILLやKARL INJEX、
それに1週間程前に日本でばったり会った
CHATOU FLIGHTなんかも
別の日に出演していた。

TOKYO CROSSOVER/JAZZ FESTIVALを
更に発展させる為の
海外フェスの視察にもなるなと
一人で納得。

知らない街に来た時の
好奇心もあったから
気分は自ずと高揚する。

ステッフと
JAZZAMARと3人で
ディナーを済ませると
早速会場へ向かった。

ところが
会場がちょっと
街中から離れた所にあって
若干雲行きが怪しくなってきた・・・。

ステッフの車に積んであった
フェスティバル・ガイドにも
何故か
僕達がプレイする
会場の
地図だけが載っていない!

しかも
到着すると
クラブらしきものはどこにも
見当たらず。

ひなびたレストランの向かいにあった
マンションみたいな所に
ステッフは
僕達を連れて行くではないか・・・。
果たして
こんな所に
フェスティバル会場が
あるのだろうか?
(つづく)