戻って来ました | 沖野修也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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Kyoto Jazz Massive 沖野修也 Official Blog

戻って来ました!
英気を養ってくる筈が・・・。

とある空港では、濃霧の為飛行機が飛ばず立ち往生。
気温マイナス5度の中、テントで一夜を過ごし、

ようやくの事で辿り着いたヨーロッパの某山脈では、
ハイランド・カウなる毛足の長い巨大な牛に追い回されるという
有り得ない体験をし、

帰国前には、路上に座り込んでいた幼児を
迫り来るトラックから守る為に抱き上げた所、
間一髪で怪我はなかったものの、
腰に激痛が・・・。

(ここまで、久々のブログを盛り上げるため、
ちょっと脚色してますが(謝)、
これにかなり近い経験をしてきました(笑))

今日、成田から病院に直行。
なんと、
ぎっくり腰でした・・・・(苦笑)。

ここからは、医師との会話。

医師「骨に異常はないようです」
沖野「何日位で治りますか?」
医師「4、5日安静にしてれば大丈夫でしょう」
沖野「実は、大晦日に立ちっ放しの仕事があるんですが」
医師「立ちっ放しって、どの位?」
沖野「24時間なんです」
医師「24時間?」
沖野「僕、DJなんですけど」
医師「・・・」
沖野「24時間回すんです」
医師「それは、また・・・」
沖野「やっても大丈夫でしょうか?こんな状態で」
医師「えっ、やる気なんですか?」
沖野「先生が、大丈夫とおっしゃるなら」
医師「可能ではあると思いますが・・・」
沖野「やっていいんですか」
医師「やられるおつもりなんでしょ?」
沖野「ええ、まぁ」
医師「やっても大丈夫だとは思いますが」
沖野「いや、むしろ、ダメならダメと言って頂いた方が・・・」
医師「できなくはないと思います、
ただ、身体に悪いですよ、24時間もDJをするのは・・・」

そう、腰にではなく、
そもそも、
身体に悪い事を僕はしようとしているのですよ!!!!

帰国前には延泊して帰りの便を遅らせる事も考えた。
成田に迎えに来てくれたエージェントは、僕の車椅子を押しながら
「ご無理なさらなくてもよかったのに・・・」
と無念の涙を堪えながら、そう呟いた・・・。

いや、やらねば。
2006年を締めくくる一大イベント。

当日は、24時間のスケジュールを作り
オーディエンスに配布を予定。
それを見れば、どの時間にどんな音楽がかかるかが
判るようにするつもりだ。

一回限りの再入場可能チケットも入場時に渡されるようだから、
他のイベントを覗きに行く事も出来るし、明治神宮に初詣もOK。

2006年には、
架空のサントラから映画館のサントラまで、
そして、DJ KAWASAKIからSLEEP WALKERまで
26枚のCDに関わり、
TCJF2006を大成功させ、
ソロ・アルバムのリリースをも果たした
沖野修也が、

渾身のプレイで
24時間のミュージック・ジャーニーを実現する
究極の年越し。

是非
遊びに来て頂きたい。

人生最高の年だった2006年、
有終の美を飾りたい。

勿論、
みんなと。

大晦日