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ヴァンゲリスは、ブレードランナーの 秘話を語るか？
去年逝去した音楽家、ヴァンゲリスのドキュメンタリー映画「ヴァンゲリス、そしてイタキへの旅」を、wowowで視聴。
映画自体は、2013年に制作され、DVDが発売されている。
ただし、日本語字幕の無い海外版のみだ。
wowow版は、このDVDに日本語字幕を付けたものなので、画質は仕方がないであろう。
時間は２時間12分と、中々の長さがある。
最大の関心事である「ブレードランナー 」パートは、10分程度というボリューム！
スコット監督による（新撮と思われる）ヴァンゲリスとのエピソードから幕を開ける。
夜中にスタジオにいるヴァンゲリスの元を訪ね、中華やカレーをくい、葉巻を吸い、ビールを飲んだらしい。
…て、スコット監督、作曲については？
ハリソン・フォードもインタビューで、撮影秘話を語っている。
…て、フォードさん、音楽についての話は？
…てか、このインタビューは、「ブレードランナー 」のメイキングドキュメンタリー「デンジャラス・デイズ」からの引用だよね？😝
おお！
やっとヴァンゲリスご本人登場！
映画は、とにかく予算がかかり、関わる全ての人間にはプレッシャーがかかる、と話している。
…て、あれ？
ヴァンゲリスさん。
これは「アレキサンダー」の話ですよね？
てか…ブレードランナー の作曲の話は？
直々に、ご本人の口から、ブレードランナー の作曲にまつわるエピソードがあるかと期待したが…
うーむ、中々厳しい戦いだったのだろう。
編集でメチャクチャ苦労した跡がうかがわれる。
唯一、お偉方があれこれ口を挟んで最後はメチャクチャだった、との話があったが、映画の一般論なのか、ブレードランナー についてなのか、それすら判断出来なかった。
だって、ヴァンゲリスのどのコメントにも、「ブレードランナーの時は…」という主語が無いから、一般論をあたかも編集によってブレードランナーについて話しているようにしてるのではないか、と勘繰ってしまうのだ。
とにかく、もうヴァンゲリスはいない…😭
ブレードランナー の作曲にまつわる秘話を聞く機会は永遠に失われた😖
ただ、僕らには、彼の作品が残された訳だし、それらは永遠の命のはずだ。
一つで充分ですよ！
ちなみに、↑このインタビューDVDは、2008年に行われたようだが、どうも今回の映画で使われなかった素材で構成されているようだ。
監督が同じトニー・パーマーだしね。
ちょっと気になるな。