「サプライズ」が楽しい映画「透明人間」。しかし、本当のサプライズはトイレにあった!
コロナ禍の中だが、ソーシャルディスタンスに気をつけながら、池袋グランドシネマサンシャインにて映画二本立て鑑賞。
「ダークナイト」iMAX版と、「透明人間」。
久しぶりのダークナイトは、iMAX版の没入感にやられ、冒頭でジョーカーが仮面を脱ぐ時にハンス・ジマーの曲がバーン!と被さり、もう、これだけでお腹いっぱいに。
やはり迫力は群を抜いて素晴らしい。
さらに、「テネット」のサンプルクリップまで流れたから、否が応でも公開に期待値が上がる。
続編やリメイク、リブート花盛りな昨今にあって、ノーラン監督はオリジナルストーリーで勝負する数少ない監督だから、成功して欲しいな。
さらに、使い古されたテーマに新しい角度から光を当てた「透明人間」は、オリジナルアイディアと言っても過言じゃないと思う。
「アップデート」の監督が作っていたからやはり楽しく、VFXの第一人者 橋本満明さんがおっしゃっていたが、「先にやった者勝ち」なのは納得だ。
まさかの、ラストで「エクスマキナ」的な女性の解放(?)が待ち受けているのも楽しんだ。
ちなみに自分的な予想で、「○○が背後で全ての地図を描いていたら楽しいな。」と思っていたら、意外に近い展開だったから、そこまで「サプライズ」とは思わなかった。
僕にとっての、本当のサプライズは、「透明人間」を観る前に入ったトイレで待ち受けていたのだ!
紙が無かったのだ。
全くない。
予備も、ない。
一瞬、「あと5分で映画が始まるのに、どうしようか」と、うろたえてしまった。
そこで思い出したのが、メンソールのウェットティッシュの存在だ。
リュックを探ると、果たしてティッシュは奥にあり、すぐさまお尻にティッシュをあてがった。
まるでフジテレビの「ドッキリグランプリ」のように、股間(正解にはお尻だが)がずっとヒヤヒヤして、映画のヒヤヒヤ感を後押しする結果になったのだ。
池袋グランドシネマサンシャインよ!
紙を補充しろ!
以上!