先月の初めに、障害者雇用制度の現状と課題について、会報誌の記事の要旨をまとめて紹介しました。その際に、現状と課題に前向きに取り組むため、企業の持続可能な取り組みが後押しできるよう、SDGs2030年までの持続可能な開発目標)の 「誰も取り残されない」世界を実現しよう」という考え方を国連が発表していることを知りました。

SDGsは、持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っており、発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なもので、日本としても積極的に取り組んでいるそうです。興味が湧いたので、このSDGsについて詳しく調べてみました。

外務省のサイトでは、次のURLに資料が公開されていますので参考にしてください。

 

 外務省 - 持続可能な開発のための2030アジェンダ

 

 

今回は、SDGsの特徴についてです。

 

5.SDGsの特徴

目標の数が17と増えていますが、特徴としては主なものとして2つが挙げられ、それぞれに関係する目標と関係づけされます。

 

MDGsの深堀り(例:極度の貧困→あらゆる貧困)

目標1 「貧困をなくそう」

目標2 「飢餓をゼロに」

目標3 「すべての人に健康と福祉を」

目標4 「質の高い教育をみんなに」

目標5 「ジェンダー平等を実現しよう」

目標6 「安全な水とトイレを世界中に」

 

②先進国にも関わりの深い新たな課題

目標7 「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」

目標8 「働きがいも経済成長も」

目標9 「産業と技術革新の基盤をつくろう」

目標10 「人や国の不平等をなくそう」

目標12 「つくる責任 つかう責任」

目標13 「気候変動に具体的な対策を」

目標14 「海の豊かさを守ろう」

目標15 「陸の豊かさも守ろう」

目標16 「平和と公正をすべての人に」

目標17 「パートナーシップで目標を達成しよう」

 

 

次回は、実施指針の概要についてまとめます。