今回のあの頃の思い出は、因幡晃さんの「わかって下さい」です。10月に入って、もう中旬になりますので、季節のほうもやっと落ち着いて本格的な秋になって来たようです。毎週詠んでいる俳句のほうも、先月から「虫時雨」、「秋の暮」、「虫」と、秋に相応しい(季語だから当たり前ですが)兼題が続いています。「虫時雨」や「虫」という、音に関係のある季語が秋に多いのは、秋という季節は耳から訪れて来るのかも知れません。と、いうことで、今回は秋になると思い出す歌ということで、この曲を選びました。
♪ これから淋しい秋です ♪
♪ ときおり手紙を書きます ♪
最近は手紙なんか、ほとんど書きませんね。全部、メールでさっさと済ませてしまいます。この歌の時代は電話か手紙ぐらいしか通信手段がありませんでしたし、電話は固定電話だったので、携帯とは違ってその本人に直接繋がるという訳でもありませんでしたので、大切なことは手紙でした。いわゆるラブレターとか、そこまで行かなくてもペンフレンドとの文通とかとなると、字がきれいに書けるということが相当に貴重な能力だった時代でした。
そんな手書きの手紙も、ワープロで打ってしまえるようになると、字の上手い下手は関係なくなってしまい、つまりは人間味が薄れてしまう訳で、こんなことを思い出していると、秋とかは関係なく淋しくなってしまいます。ワープロの手紙でも、メールやLINEと比べると手紙の形を残していただけ、まだましなほうです。本当にどこまで行ってしまうのでしょう。
でもこれも、電話は携帯の頃からしか知らないという世代が増えて行くと、現在のメールやLINEでさえも懐かしい通信手段になってしまうんでしょうね。
わかって下さい/バップ
¥1,080
Amazon.co.jp
GOLDEN☆BEST 因幡晃/Sony Music Direct
¥2,057
Amazon.co.jp
♪ これから淋しい秋です ♪
♪ ときおり手紙を書きます ♪
最近は手紙なんか、ほとんど書きませんね。全部、メールでさっさと済ませてしまいます。この歌の時代は電話か手紙ぐらいしか通信手段がありませんでしたし、電話は固定電話だったので、携帯とは違ってその本人に直接繋がるという訳でもありませんでしたので、大切なことは手紙でした。いわゆるラブレターとか、そこまで行かなくてもペンフレンドとの文通とかとなると、字がきれいに書けるということが相当に貴重な能力だった時代でした。
そんな手書きの手紙も、ワープロで打ってしまえるようになると、字の上手い下手は関係なくなってしまい、つまりは人間味が薄れてしまう訳で、こんなことを思い出していると、秋とかは関係なく淋しくなってしまいます。ワープロの手紙でも、メールやLINEと比べると手紙の形を残していただけ、まだましなほうです。本当にどこまで行ってしまうのでしょう。
でもこれも、電話は携帯の頃からしか知らないという世代が増えて行くと、現在のメールやLINEでさえも懐かしい通信手段になってしまうんでしょうね。
わかって下さい/バップ
¥1,080
Amazon.co.jp
GOLDEN☆BEST 因幡晃/Sony Music Direct
¥2,057
Amazon.co.jp