今回のあの頃の思い出は、「帰ってきたウルトラマン」のオープニング曲です。前回、「夕焼」の兼題で俳句を詠みましたが、わたしの思い出の中で...というと、大方は昭和の時代になってしまうのですが、その中で夕焼けが印象深く心に残っている風景としては、この帰ってきたウルトラマンの「ウルトラマン 夕陽に死す」の話が挙げられます。夕焼ではなくて正確には夕陽なのですが、力尽きて倒れていくウルトラマンの無念さが、大人になってから思い返すと増々強く伝わって来るのです。
 

 
 帰ってきたウルトラマンがナックル星人の罠にはまってナックル星に連行され、八つ裂きの刑にされかけるという非常にショッキングなストーリーで、夕陽の中でウルトラマンが倒れてしまう時の、「ウルトラマンはエネルギーの補充が必要だ。だが、今のウルトラマンには、夕陽のエネルギーではあまりにも光線が弱過ぎるのだ」というナレーションが、その時の夕陽の映像とともにずっと今でも頭の中に残っています。
 それから、郷秀樹の友人である坂田兄妹を交通事故で殺してしまうなんて、ちょっとやり過ぎではないでしょうか。子供番組なので、もうちょっと違ったストーリーでもできたかと思うのですがねぇ。
 



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