今回のあの頃の思い出は、科学忍者隊ガッチャマンの主題歌「倒せ! ギャラクター」です。この前の日曜に詠んだ俳句が「水鳥」を兼題にしていましたので、鳥人間もしくは鳥超人の姿のヒーローであったガッチャマンを選んでみました。
 

 
 ♪ 誰だ 誰だ 誰だ ビルの谷間に忍ぶ影 ♪
 ♪ 赤い血潮の ガッチャマン ♪

 
 1番の歌詞はよく覚えているのですが、これは3番の歌詞で、ここまで来ると、ガッチャマンはビルの谷間に出現するのですね。ちょっとだけ、鉄人28号を連想させますが、昭和のあの頃は“ビルディング”という建築物自体が科学の最先端の象徴みたいなとところがありましたものね。
 “ガッチャマン”という名称は、初めて聞いた時は当時とても違和感がありました。この不思議な名付けの理由は、「ガッツとマンでガッチャマン」ということで信じていたのに、ウィキペディアで調べていたら何と「メカが合体するときの“ガッチャン”という擬音から発想した」と書いてあって、今更の驚きです。これじゃぁ、ドクタースランプ アラレちゃんのガッちゃんではありませんか。
 もう一つ発見したのは、悪役であるベルク・カッツェの名前の由来はドイツ語で「山 (Berg)」+「猫 (Katze)」だったということ。わたしは大学で第二外国語としてドイツ語を選ばなかったので、全く知りませんでした。当時はドイツ語を選ぶ学生が多かったのですが、彼らはこの事実を知ってたんでしょうねぇ。何となく損した感じです。

 


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