今回のあの頃の思い出は、吉田拓郎さんの「旅の宿」です。この前の日曜に詠んだ俳句が「黴」を兼題にしていたので、「旅の宿」を選びました。なぜ「黴」なのに「旅の宿」なのか? 実は「黴」という季語の傍題の中に「黴の宿」というのがあって、カビ、カビ、カビ、、、タビ、旅ということで、「旅の宿」となった訳です。無茶苦茶な理由付けではありますが、「旅の宿」の曲のほうは、とても良い曲です。

 

 

 

 ♪ ああ風流だなんて ♪

 ♪ ひとつ俳句でもひねって ♪

 

 

この歌詞に出て来る“きみ”とは、恋人なのか、奥さんなのか、もしかして愛人の可能性もないことはないのですが、拓郎さんは誰を思い浮かべて歌詞を書いたのでしょう。検索してみれば答えが出て来るかも知れませんが、わたしはずっと“奥さん”だと思っていました。誰を想像するかは、年齢にもよるかと思いますが、誰であれ、この歌詞のような環境になれば、俳句でもひねってみたくもなり、また結構よい句も詠めるのはないでしょうか。わたしの俳句がなかなか上手にならないのは、このような環境に恵まれないことも原因かとも思うのです。

 

 

 

 

 

 

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