今回のあの頃の思い出は、ささきいさおさんの「銀河鉄道999」です。先週詠んだ俳句の兼題が「陽炎」で、鉄道のレールについて詠んだので、そこから連想して今回は、昔懐かしいアニメであります銀河鉄道999を選んでみました。わたしの世代は、ゴダイゴのほうではなくて、ささきいさおさんのほうです。
 

 
 ♪ 人は誰でも しあわせさがす ♪
 ♪ 旅人のようなもの ♪

 
 原作は松本零士さんで、松本さんと言えば「宇宙戦艦ヤマト」な訳で、その頃は小学校の友達の間で、宇宙に船を飛ばして、その次は汽車を飛ばして、この後は一体何を宇宙に飛ばすんだろうか、などと言い合っていました。
 わたしはどちらかというと戦闘シーン派だったので、ヤマトは好きでよく見ていましたが、999(スリーナイン)のほうは、派手な戦闘シーンはなく、着いた星で何かややこしいことが起きては終わり、また次の旅に出発するというもので、熱心には見てませんでした。メーテルは好きでしたけど。でも、大人になってもう一度このアニメのストーリーを思い出してみると、少年の成長して行く姿を描き、人生や、人の命や死や、幸せや悲しみを、問い考えさせる優れた作品だと思い直しました。それが上記に引用した歌詞の一部に表れていると思います。当時、一生懸命に999を見ていた友達もいましたので、その友達は多分、その時からこのアニメのよさに気が付いていたんでしょうね。

 
 


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