今回のあの頃の思い出は、松本伊代さんの「センチメンタル・ジャーニー」です。先週紹介した小説が楠田枝里子さんの「センチメンタル・マシーン」だったので、“センチメンタル”と言えば、続いて自然に付いて来る言葉は“ジャーニー”と言うことですね。
 

 
 松本伊代さんはよーく知っていますが、熱狂的なファンという訳ではなかったので、この歌も“伊代はまだ、16だから~”のフレーズぐらいしか覚えていません。ここの歌詞があまりにインパクトが大きいので他の歌詞がどうだったのか、あまり気にしたことがありませんでした。今回、聴き直してみたら、その前の部分で、
 
 ♪ つぼみのままで夢を見ていたい ♪
 ♪ 影絵のように美しい 物語だけ見てたいわ ♪

 
という歌詞があったりして、曲調のほうに隠れてしまっているけれど、思った以上に“センチメンタル” = 感傷的 な歌詞だなと思いました。「センチメンタル・ジャーニー まだ50歳ver.」というバージョンも作られたようですが、いっそのこと演歌調で復活させてほしかったかなぁ。
 当時は子供っぽい曲だと勝手に決めてかかっていたのですが、歳を重ねた今となってみれば、センチメンタルではありませんが、子供の頃の過去に向かっての旅路であれば、できることなら出発したい気持ちになります。

 
 


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