俳句 - 「水仙」
毎週日曜の朝に「NHK俳句」という番組が放映されています。これまでも時々見てはいたのですが、私も番組に合わせて、下手でも一句ずつ作ろうかと思うようになりました。できるだけ続けていこうと思います。
本日の兼題は「水仙」でした。昨年4月の事務所便り
で自宅の庭先に咲く水仙の花を紹介しましたが、年末から春にかけて咲く水仙は晩冬の季語なんですね。調べてみると、ニホンズイセンだと初春には開花し、西洋スイセンは4月ごろに開花するようなので、うちのは西洋スイセンなのかもしれません。こちらは「黄水仙」として、春の季語となっています。
水仙に 背中の丸さ 教えられ
(すいせんに せなかのまるさ おしえられ)
南国生まれの私は、寒さや冬の季節は苦手です。外出は億劫になり、家から出たとしてもいつの間にか背を丸めて歩いてしまいます。世間を見渡しても、景気はいっこうによくならないし、国会での議論は本当に国民の生活を第一として行われているのでしょうか。愚痴をいっても埒があかなので、茎をすっくと伸ばし楚々として立っている水仙を見習って、苦難の先の希望を目指して暮らしていきたいですね。