日銀短観・名古屋＜2018年12月＞

日銀短観<2018年12月>はお伝えした通り、

・大企業製造業・業況判断指数（ＤＩ）　・・・　プラス19

・2019年3月予測　・・・　プラス15

大企業製造業の業況判断指数は３前回調査（２０１８年９月）と横ばいになりました。

では、東海の業況は？

その結果は下記の通り。

【東海3県と全国の業況判断比較】（％ポイント）　※日銀・名古屋支店の資料より
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　　　　　　　　　　　　2018年　　　　2018年　　　　2018年　　　　2018年　　　　2018年　　　2019年　　　　　
　　　　　　　　　　　 　　6月　　　　　　9月　　　　　　9月　　　　　　12月　　　　　12月　　　　　3月
　　　　　　　　　　　　　結果　　　　　先行き　 　　　結果　　　　　先行き　 　　　結果　　　　先行き
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　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　---------(「良い」-「悪い」、％ポイント)----------
■東海3県　　　
製造業　　　　　　　　 17　　　　　　　13　　　　　　　15　　　　　　　15　　　　　　　17　　　　　　10
非製造業　　　　　　　16　　　　　　　 9　　　　　　　 16　　　　　　　8　　　　　　　 18　　　　　　10
全産業　　　　　　　　 16　　　　　　　12　　　　　　　16　　　　　　　11　　　　　　　18　　　　　　10
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全国平均と同様、今期はまずまずの結果となりました。

・・・が、これまた全国平均同様、やはり、先行きに関しては、かなり慎重になっています。

ちなみに、、、

全国の2018年度「想定為替レート(*)」＝１０９．４１円（上期：１０９．５６円／下期：１０９．２６円）に対し、
東海３県・製造業の想定為替レート(*)は、、、１０９．７２円（上期：１０９．８４円／下期：１０９．５９円）。

(*)・・・ともに製造業

想定為替レートも全国とそう大差はありません。

現在のドル円相場（１ドル＝１１２－１１３円台）よりもまだ円高に設定していますが、最近はずいぶんと

円高に傾いており今後が心配です。

なお、雇用のＤＩ（雇用人員判断ＤＩ）はと言うと、、、

【東海3県と全国の雇用人員判断ＤＩ】
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　　　　　　　　　　　　2018年　　　　2018年　　　　2018年　　　　2018年　　　　2018年　　　2019年　　　　　
　　　　　　　　　　　 　　6月　　　　　　9月　　　　　　9月　　　　　　12月　　　　　12月　　　　　3月
　　　　　　　　　　　　　結果　　　　　先行き　 　　　結果　　　　　先行き　 　　　結果　　　　先行き
=================================================================================
　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　---------(「良い」-「悪い」、％ポイント)----------
■東海3県　　　
製造業　　　　　　　　　-24　　　　　　-26　　　　　 -28　　　　　　 -34　　　　　　-29　　　　　 -31
非製造業　　　　　　　 -35　　　　　　-42　　　　　 -37　　　　　　 -41　　　　　　-39　　　　　 -43
全産業　　　　　　　　　-29　　　　　　-34　　　　　 -32　　　　　　 -37　　　　　　-34　　　　　 -36
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■全国 　　　　　　　
全産業　　　　　　　　　-34　　　　　　-34　　　　　　　-32　　　　　　-36　　　　　-33　　　　　　-37
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景気の先行き不透明感とは裏腹に、全国と同様、人材のひっ迫感は非常に・かなり・極めて深刻です。
（東京オリンピック、リニア新幹線・・暫くこの流れは止まりそうにありませんね・・）

米中の貿易戦争、イギリスのＥＵ離脱問題の今後が気になりますが、3カ月後はどうなっているのか？

今後も注視していきたいデータです。