あれよあれよという間に2018年も残すところあと2週間となりました。
毎年そうなんですが、今は挨拶回りで毎日怒涛・・・
まぁでも平成最後の12月、そして色んなお客さんにまた会えると思うと、心地良い疲れ
なのかなと感じながら東奔西走しています。
泣いても笑ってもあと2週間ですから、一日一日を大切に過ごさねばなりませんね。
さてさて、今日は先日(12/12)発表された「2018年10月の機械受注統計」について書きたいと思います。
機械受注統計は、内閣府が月次で発表している指標で代表的なマクロ経済指標の一つ。
雇用、設備、債務
不景気になると、これら「3つの過剰」をカットしようと企業は躍起になりますが、
景気が上向き始め、好転に転じるのが、設備(設備投資)です。
景気が上向き始め、好転に転じるのが、設備(設備投資)です。
《機械受注統計調査報告》 ※内閣府経済社会総合研究所のデータを抜粋
■受注総額
2014年 1月 ・・・ 2兆3,543億円 (対前月比:12.6%増)
2014年 2月 ・・・ 2兆2,164億円 (対前月比: 5.9%減)
2014年 3月 ・・・ 2兆3,198億円 (対前月比: 4.0%増)
2014年 4月 ・・・ 3兆1,260億円 (対前月比:34.8%増)
2014年 5月 ・・・ 1兆8,137億円 (対前月比:14.5%減)
2014年 6月 ・・・ 2兆5,451億円 (対前月比: 7.4%増)
2014年 7月 ・・・ 2兆2,013億円 (対前月比:13.5%減)
2014年 8月 ・・・ 2兆1,527億円 (対前月比: 2.2%減)
2014年 9月 ・・・ 2兆3,246億円 (対前月比: 8.0%増)
2014年10月 ・・・ 2兆2,563億円 (対前月比: 2.9%減)
2014年11月 ・・・ 2兆 222億円 (対前月比:10.4%減)
2014年12月 ・・・ 2兆1,960億円 (対前月比: 8.6%増)
2015年 1月 ・・・ 2兆5,084億円 (対前月比:14.2%増)
2015年 2月 ・・・ 2兆4,745億円 (対前月比: 1.4%減)
2015年 3月 ・・・ 2兆4,820億円 (対前月比: 1.8%増)
2015年 4月 ・・・ 2兆4,559億円 (対前月比: 1.1%減)
2015年 5月 ・・・ 2兆3,028億円 (対前月比: 6.2%減)
2015年 6月 ・・・ 2兆4,171億円 (対前月比: 5.0%増)
2015年 7月 ・・・ 2兆4,703億円 (対前月比: 2.2%増)
2015年 8月 ・・・ 2兆1,103億円 (対前月比:14.6%減)
2015年 9月 ・・・ 2兆3,103億円 (対前月比: 9.5%増)
2015年10月 ・・・ 2兆7,939億円 (対前月比:20.9%増)
2015年11月 ・・・ 2兆1,456億円 (対前月比:23.2%減)
2015年12月 ・・・ 2兆2,225億円 (対前月比: 3.6%増)
2016年 1月 ・・・ 2兆 586億円 (対前月比: 8.8%減)
2016年 2月 ・・・ 2兆2,442億円 (対前月比: 9.0%増)
2016年 3月 ・・・ 2兆5,993億円 (対前月比:15.8%増)
2016年 4月 ・・・ 2兆2,672億円 (対前月比:12.8%減)
2016年 5月 ・・・ 2兆 64億円 (対前月比:11.5%減)
2016年 6月 ・・・ 2兆2,098億円 (対前月比:10.1%増)
2016年 7月 ・・・ 2兆1,489億円 (対前月比: 2.8%減)
2016年 8月 ・・・ 2兆 619億円 (対前月比: 4.0%減)
2016年 9月 ・・・ 2兆 808億円 (対前月比: 0.9%増)
2016年10月 ・・・ 2兆1,486億円 (対前月比: 3.3%増)
2016年11月 ・・・ 2兆5,915億円 (対前月比:20.6%増)
2016年12月 ・・・ 2兆5,108億円 (対前月比: 3.1%減)
2017年 1月 ・・・ 2兆2,369億円 (対前月比:10.0%減)
2017年 2月 ・・・ 2兆2,075億円 (対前月比: 1.3%減)
2017年 3月 ・・・ 2兆2,355億円 (対前月比: 1.3%増)
2017年 4月 ・・・ 2兆2,966億円 (対前月比: 2.7%増)
2017年 5月 ・・・ 2兆2,246億円 (対前月比: 3.1%減)
2017年 6月 ・・・ 2兆2,706億円 (対前月比: 2.1%増)
2017年 7月 ・・・ 2兆3,822億円 (対前月比: 4.9%増)
2017年 8月 ・・・ 2兆5,839億円 (対前月比: 8.5%増)
2017年 9月 ・・・ 2兆3,198億円 (対前月比:10.2%減)
2017年10月 ・・・ 2兆4,509億円 (対前月比: 5.6%増)
2017年11月 ・・・ 2兆7,411億円 (対前月比:11.8%増)
2017年12月 ・・・ 2兆3,323億円 (対前月比:14.9%減)
2018年 1月 ・・・ 2兆4,745億円 (対前月比: 4.5%増)
2018年 2月 ・・・ 2兆4,188億円 (対前月比: 2.3%減)
■受注総額
2014年 1月 ・・・ 2兆3,543億円 (対前月比:12.6%増)
2014年 2月 ・・・ 2兆2,164億円 (対前月比: 5.9%減)
2014年 3月 ・・・ 2兆3,198億円 (対前月比: 4.0%増)
2014年 4月 ・・・ 3兆1,260億円 (対前月比:34.8%増)
2014年 5月 ・・・ 1兆8,137億円 (対前月比:14.5%減)
2014年 6月 ・・・ 2兆5,451億円 (対前月比: 7.4%増)
2014年 7月 ・・・ 2兆2,013億円 (対前月比:13.5%減)
2014年 8月 ・・・ 2兆1,527億円 (対前月比: 2.2%減)
2014年 9月 ・・・ 2兆3,246億円 (対前月比: 8.0%増)
2014年10月 ・・・ 2兆2,563億円 (対前月比: 2.9%減)
2014年11月 ・・・ 2兆 222億円 (対前月比:10.4%減)
2014年12月 ・・・ 2兆1,960億円 (対前月比: 8.6%増)
2015年 1月 ・・・ 2兆5,084億円 (対前月比:14.2%増)
2015年 2月 ・・・ 2兆4,745億円 (対前月比: 1.4%減)
2015年 3月 ・・・ 2兆4,820億円 (対前月比: 1.8%増)
2015年 4月 ・・・ 2兆4,559億円 (対前月比: 1.1%減)
2015年 5月 ・・・ 2兆3,028億円 (対前月比: 6.2%減)
2015年 6月 ・・・ 2兆4,171億円 (対前月比: 5.0%増)
2015年 7月 ・・・ 2兆4,703億円 (対前月比: 2.2%増)
2015年 8月 ・・・ 2兆1,103億円 (対前月比:14.6%減)
2015年 9月 ・・・ 2兆3,103億円 (対前月比: 9.5%増)
2015年10月 ・・・ 2兆7,939億円 (対前月比:20.9%増)
2015年11月 ・・・ 2兆1,456億円 (対前月比:23.2%減)
2015年12月 ・・・ 2兆2,225億円 (対前月比: 3.6%増)
2016年 1月 ・・・ 2兆 586億円 (対前月比: 8.8%減)
2016年 2月 ・・・ 2兆2,442億円 (対前月比: 9.0%増)
2016年 3月 ・・・ 2兆5,993億円 (対前月比:15.8%増)
2016年 4月 ・・・ 2兆2,672億円 (対前月比:12.8%減)
2016年 5月 ・・・ 2兆 64億円 (対前月比:11.5%減)
2016年 6月 ・・・ 2兆2,098億円 (対前月比:10.1%増)
2016年 7月 ・・・ 2兆1,489億円 (対前月比: 2.8%減)
2016年 8月 ・・・ 2兆 619億円 (対前月比: 4.0%減)
2016年 9月 ・・・ 2兆 808億円 (対前月比: 0.9%増)
2016年10月 ・・・ 2兆1,486億円 (対前月比: 3.3%増)
2016年11月 ・・・ 2兆5,915億円 (対前月比:20.6%増)
2016年12月 ・・・ 2兆5,108億円 (対前月比: 3.1%減)
2017年 1月 ・・・ 2兆2,369億円 (対前月比:10.0%減)
2017年 2月 ・・・ 2兆2,075億円 (対前月比: 1.3%減)
2017年 3月 ・・・ 2兆2,355億円 (対前月比: 1.3%増)
2017年 4月 ・・・ 2兆2,966億円 (対前月比: 2.7%増)
2017年 5月 ・・・ 2兆2,246億円 (対前月比: 3.1%減)
2017年 6月 ・・・ 2兆2,706億円 (対前月比: 2.1%増)
2017年 7月 ・・・ 2兆3,822億円 (対前月比: 4.9%増)
2017年 8月 ・・・ 2兆5,839億円 (対前月比: 8.5%増)
2017年 9月 ・・・ 2兆3,198億円 (対前月比:10.2%減)
2017年10月 ・・・ 2兆4,509億円 (対前月比: 5.6%増)
2017年11月 ・・・ 2兆7,411億円 (対前月比:11.8%増)
2017年12月 ・・・ 2兆3,323億円 (対前月比:14.9%減)
2018年 1月 ・・・ 2兆4,745億円 (対前月比: 4.5%増)
2018年 2月 ・・・ 2兆4,188億円 (対前月比: 2.3%減)
2018年 3月 ・・・ 2兆2,280億円 (対前月比: 7.9%減)
2018年 4月 ・・・ 2兆5,080億円 (対前月比:12.6%増)
2018年 5月 ・・・ 2兆5,875億円 (対前月比: 3.2%増)
2018年 6月 ・・・ 2兆2,139億円 (対前月比:14.4%減)
2018年 7月 ・・・ 2兆6,304億円 (対前月比:18.8%増)
2018年 7月 ・・・ 2兆6,304億円 (対前月比:18.8%増)
2018年 8月 ・・・ 2兆6,765億円 (対前月比: 1.8%増)
2018年 9月 ・・・ 2兆2,014億円 (対前月比:17.8%減)
2018年10月 ・・・ 2兆6,317億円 (対前月比:19.5%増)
このうち、、、
■民需(船舶・電力除く)
8,632億円 (対前月比: 7.6%増)
※製造業 =4,226t億円 (対前月比:12.3%増)
非製造業=4,537億円 (対前月比: 4.5%増)
8,632億円 (対前月比: 7.6%増)
※製造業 =4,226t億円 (対前月比:12.3%増)
非製造業=4,537億円 (対前月比: 4.5%増)
この機械受注統計で大切なのは、「民需」の数字。
設備投資の先行指標だからです。
民需の受注額は2カ月ぶりに前月比プラスとなりました。
まぁ、前月が過去最大の下げ幅でしたから、プラスは当然と言えば当然かもしれません。
しかし、プラスではあるのですが、大幅マイナスからの反動にしては弱いといった結果です。
米中の貿易摩擦から投資に様子見ムードが広がっているのかも知れませんね。
「持ち直しの動きに足踏みがみられる」
内閣府の基調判断も、4カ月ぶりに下方修正されました。
≪2014年≫
1月 ・・・ 「増加傾向にある」
2月 ・・・ 「増加傾向に足踏みがある」
3月、4月 ・・・ 「増加傾向にある」
5月 ・・・ 「増加傾向に足踏みがみられる」
6月、7月 ・・・ 「一進一退で推移している」
8月、9月、10月 ・・・ 「緩やかな持ち直しの動きがみられる」
11月 ・・・ 「持ち直しの動きに足踏みがみられる」
12月 ・・・ 「緩やかな持ち直しの動きがみられる」
≪2015年≫
1月、2月、3月 ・・・ 「緩やかな持ち直しの動きがみられる」
4月、5月、6月 ・・・ 「持ち直している」
7月 ・・・ 「持ち直しの動きに足踏みがみられる」
8月、9月 ・・・ 「足踏みがみられる」
10月、11月、12月、≪2016年≫1月、2月、3月、4月 ・・・ 「持ち直しの動きがみられる」
5月、6月 ・・・ 「足踏みがみられる」
7月、8月 ・・・ 「持ち直しの動きがみられる」
9月、10月、11月、12月、≪2017年≫1月、2月、3月、4月 ・・・ 「持ち直しの動きに足踏みがみられる」
5月、6月、7月 ・・・ 「足踏みがみられる」
8月、9月、10月、11月、12月、≪2018年≫1月、2月、3月 ・・・ 「持ち直しの動きがみられる」
1月 ・・・ 「増加傾向にある」
2月 ・・・ 「増加傾向に足踏みがある」
3月、4月 ・・・ 「増加傾向にある」
5月 ・・・ 「増加傾向に足踏みがみられる」
6月、7月 ・・・ 「一進一退で推移している」
8月、9月、10月 ・・・ 「緩やかな持ち直しの動きがみられる」
11月 ・・・ 「持ち直しの動きに足踏みがみられる」
12月 ・・・ 「緩やかな持ち直しの動きがみられる」
≪2015年≫
1月、2月、3月 ・・・ 「緩やかな持ち直しの動きがみられる」
4月、5月、6月 ・・・ 「持ち直している」
7月 ・・・ 「持ち直しの動きに足踏みがみられる」
8月、9月 ・・・ 「足踏みがみられる」
10月、11月、12月、≪2016年≫1月、2月、3月、4月 ・・・ 「持ち直しの動きがみられる」
5月、6月 ・・・ 「足踏みがみられる」
7月、8月 ・・・ 「持ち直しの動きがみられる」
9月、10月、11月、12月、≪2017年≫1月、2月、3月、4月 ・・・ 「持ち直しの動きに足踏みがみられる」
5月、6月、7月 ・・・ 「足踏みがみられる」
8月、9月、10月、11月、12月、≪2018年≫1月、2月、3月 ・・・ 「持ち直しの動きがみられる」
4月、5月 ・・・ 「持ち直している」
6月、7月 ・・・ 「持ち直しの動きに足踏みがみられる」
8月 ・・・ 「持ち直しの動きがみられる」
9月 ・・・ 「持ち直しの動きがみられるものの、9月の実績は大きく減少した」
10月 ・・・ 「持ち直しの動きに足踏みがみられる」
さて。
10 - 12月期の機械受注額(船舶・電力除く民需)の見通しは、前期比3.6%増の2兆8,004億円。
10月:8,632億円
見通し額到達にはやや厳しめのスタートです。
やはり、アメリカと中国の貿易問題がどう進展していくのかが大きなカギと言えます。
振れ幅の大きな統計ですから、一喜一憂は禁物ですが、12月以降はどうなるのか次回以降の
結果にも注目したいです。