《毎月勤労統計調査(全国)(2018年10月分》 ※従業員5名以上の事業所
■賃金
・現金給与総額(*1) : 271,333円 (前年同月比1.5%増)
・一般労働者 : 349,137円 (前年同月比1.5%増)
・パートタイム労働者 : 97,497円 (前年同月比1.7%増)
・所定内給与(*2) : 244,509円 (前年同月比1.3%増)
・所定外給与(*3) : 20,088円 (前年同月比1.9%増)
・特別に支払われた給与(*4) : 6,736円 (前年同月比6.8%増)
■賃金
・現金給与総額(*1) : 271,333円 (前年同月比1.5%増)
・一般労働者 : 349,137円 (前年同月比1.5%増)
・パートタイム労働者 : 97,497円 (前年同月比1.7%増)
・所定内給与(*2) : 244,509円 (前年同月比1.3%増)
・所定外給与(*3) : 20,088円 (前年同月比1.9%増)
・特別に支払われた給与(*4) : 6,736円 (前年同月比6.8%増)
(*1) ・・・ 基本給と残業代などを合わせた額 = (*2)+(*3)+(*4)の合計金額
(*2) ・・・ 時間外勤務、休日出勤等超過労働給与を除いたもの(基本給)
(*3) ・・・ 時間外手当、早朝出勤手当、休日出勤手当、深夜手当等
(*4) ・・・ 夏季、年末賞与等
(*2) ・・・ 時間外勤務、休日出勤等超過労働給与を除いたもの(基本給)
(*3) ・・・ 時間外手当、早朝出勤手当、休日出勤手当、深夜手当等
(*4) ・・・ 夏季、年末賞与等
■労働時間
・総実労働時間 : 144.0時間 (前年同月比0.3%減)
・所定外労働時間 : 11.0時間 (前年同月比0.9%減)
・総実労働時間 : 144.0時間 (前年同月比0.3%減)
・所定外労働時間 : 11.0時間 (前年同月比0.9%減)
厚労省による速報値です。
現金給与総額は15カ月連続で増加、そのうち、所定内給与はこれで19カ月連続増加となりました。
賃金上昇の流れは着実にあります。
(一昨年・昨年からこの流れは一貫してずぅっと続いています)
(一昨年・昨年からこの流れは一貫してずぅっと続いています)
一方で、物価の上昇も激しく、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月でプラスになったり
マイナスとなったり一進一退の攻防が続いていて、5月・6月・7月と3カ月連続で前年同月プラスに
なっていましたが、8月、9月、そして10月と3カ月連続でマイナスに・・・。
原油価格の上昇傾向がずっと続いていることと、それに伴う値上げ製品の増加、農作物の不作による
野菜の価格が高くなっていることが物価上昇に繋がり、実質賃金は伸びない状況が続いています。
恐らくですが今後も賃金は上がれど物価上昇も著しいため、個人的には今後も実質賃金は、
トントンか、ほんのちょっとだけ増加か若しくはマイナスか・・
そんな状況がこれからもしばらく続くのではないかと予想しています。
(著しく実質賃金がプラスとなることはまずないでしょう)
給与が増えても、実質賃金を上昇させるのは本当に難しいものですね。
次月(11月)の結果もとても気になるところです。
引き続き今後に注視したい統計結果でした。