僕にとって2月1日は特別な日なんです。
なぜなら、今の業界に一念発起して飛び込んだ記念すべき日だから。
僕は大学卒業後に東海には多く存在する自動車部品メーカーの一社に就職しました。
その会社は、悩みに悩んだ末に『行く!』と決断した企業だったんです。
“就職氷河期”と呼ばれた中、連日会社説明会と面接に臨んだ結果、内定をくれた企業
ですから、辞める気なんか当時ではサラサラありませんでした。
ただ、就活を通じて、本当に色々と親身になって相談に乗ってくれた多くの採用担当者と
出会うことができて、“僕もこんな風に人から感謝されたり必要とされる仕事がしたいな”
という思いが芽生えていったのは事実です。
そんな自分の思いとは裏腹に入社後の配属先は、想像だにしていなかった部門へ・・・。
“タメにならない仕事なんて何一つない!”
“内定辞退の連絡にも動じずエールを送ってくれた人たちに申し訳ない!”
自分自身にいろんな言葉を言い聞かせて目の前の仕事を完遂しようと3年努力しました。
でも、結局、最初の気持ちが抑えられなかった。
“人からもっと直接感謝される仕事がしたい!”って。
それで、このような世界に身を投じたのが、6年前の今日だったんです。
今でもこの紆余曲折を思い出すと、ほろ苦く、そして初々しい気持ちになります。
でも、この初心はずっっっと忘れてはいけないものだと思っています。
自分が学生時代に採用担当者から与えてもらった安心感や信頼や人情みたいなもの。
これらを僕は恩返しの意味も含めて、多くの人に与えていき続けたいです。
これからも誠意をもって。
そしてその思いが通じて“ありがとう”って言われたら本当にうれしい気持ちになりますし、
“この仕事を志事(しごと)と覚悟を決めてやってきて本当に良かった”と思える瞬間です。
初心忘るべからず
2月1日のこの気持ちをこれからも持ち続け、7年、8年、10年、20年と続けていきたいです。
よし、明日からも顔晴ろう!