『離職率を下げるにはどうしたら良い？』
こんな質問をされることもしばしばあります。
この前もとあるサービス業の会社にて。
給与水準を上げても“そろそろ板に付いてきたかなぁ”と思い始めた2－3年目で辞めてしまうそうです。
「せっかく手塩にかけて育てたのに、スキルを身に付けてみんな辞めていってしまう・・・」
経営者はそう嘆いていました。
何が原因なんでしょうね。
『もっと給与ピッチとか上げたほうが良いの？』
そうおっしゃっていました。
賃金ピッチを改定する、昇給賞与を増やす・・・
いろいろ手段はあるのかも知れないですが、それはあくまでもメソッドにしか過ぎ過ぎず、本当の
改善にはつながりません。
ポイントは、真の原因を突き止めるということ。
離職率の高い原因の多くは、経営者と従業員との間でうまくコミュニケートできていない
ことに起因しています。
もしくは、実務の指導をするリーダー格の人と経営者との間に齟齬が生じているかの
どちらかだと僕は思います。
人事制度の改定といった高度な手段・方法に頼るのではなく、“一体感を作り出すこと”
これをすることが一番なのではないのかなって思います。
今はそれを実行するチャンスです。
忘年会に新年会・・・会社（組織）が一枚岩になるために。そんなことからスタートしてみるのも良いと思います。
