転職求人サイト『リクナビNEXT』を運営する人材業界最大手の株式会社リクルートさん。
(いろいろといつもお世話になっています)
さて、そのリクルートさんがまた一つ興味深い調査結果を掲載していました。
それは、『転職者の動向・意識調査 2010年4月~6月期 』という内容のもの。
転職活動中の方や就職活動中の方は、ぜひ一度目を通してみてください。
今回は、この調査から僕が注目したデータを中心に書こうかなと思いました。
僕が注目したのは、以下4つ。
1.一人当たり応募社数は過去最多の23.5社
2.平均転職活動期間は、5.4ヶ月
3.景況感が悪かったと答えた割合が最も高かったのがメーカー
4.転職先が決まる前に前職を辞めた割合は69.4%
これら4つは特筆すべき結果(データ)です。
まず、驚いたのは、やはり応募社数。
有効求人倍率がバツグンに良かった2006年、2007年なんかは5社か10社も応募すれば、
1社か2社、どこかからは内定が貰えてたような景況感でした。
それが、今ではその約5倍くらいの応募が必要ということになる・・・。
そして、転職活動期間も軒並み長期化の傾向。
だいたい“3ヶ月もあれば転職は可能”というのが一般的でしたが、今ではそれが半年近く
にまで長引いてしまっている・・・。
おまけに約10人に7人が“無職”で新天地を探しているという事実にも驚かされます。
だって、転職はリスクが伴いますから、無職で臨む不安とストレスはかなりのものです。
また、名古屋の転職市場として注目なのが、どの業種よりも景況感が悪いのがメーカー
という事実。全国的にみても、東海エリアの転職活動はいっそう苦戦が強いられそうです。
とにかく転職するにも、相当の覚悟と時間、そしてかなりのパワーが必要な時代なんです。
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今、転職活動されているみなさん。
データは嘘をつきません。
リクルートさんの今回の調査結果を客観的データとして真摯に捉え、自分の活動を今一度
見つめなおして気合い入れてがんばってください★
(転職の相談はウェルカムです!!)