新入社員の2人に1人が海外で「働きたいとは思わない」
今日(7/28)の日経新聞13面の記事です。
産業能率大学は2001年からこの「グローバル意識調査」をしているようですが、
「海外望まず」の比率は調査以来最高の49%。
その理由は、
・「リスクが高い」・・・56%
・「自分の能力に自信がない」・・・55%
そして、
・「海外に魅力を感じない」・・・44%
逆に「どんな国・地域でも働きたい」という海外志向の強い層は3割に留まっているようです。
ちなみに、2008年3月期のデータになってしまいますが、
《業種別の海外売上高比率》
自動車・・・68.2%
電 機・・・50.1%
機 械・・・49.3%
今の日本を代表とする大半の企業は売上高の半分以上を海外で稼いでいます。
それなのに、海外で働きたくないという人が半数。
そして、その理由に「海外に魅力を感じない」という声が多く聞かれます。
離職率が増している要因の一つは、この企業側の“ビジネスチャンスに対する求める人物像”と
若い働き手の素直な意見との間にあるギャップが原因なのかも知れません。
海外アーティストが多く出演する夏フェスのチケットが売れないと聞いたこともあります。
最近、FMラジオを聴いていても邦楽が多くなっている気もします。
映画も字幕ではなく、日本語吹き替えが若い人たちはニーズが高いということも聞いたことがあります。
海外大学を志望する日本人は韓国人や中国人などと較べると圧倒的に少ないそうです。
今後、国内需要で伸びる業界といったら、せいぜい医療・介護くらい。
あとの業界は、必ず海外マーケットを見据えなくては成長ができない分野(業界)ばかりです。
海外へのリスクや自信は、経験(キャリア)で何とでも変えられると思います。
ただ、「海外に魅力を感じない」と思っていたらお先真っ暗。
ちなみに転職市場では、語学力や海外に関する知識・経験がある人はやはり有利です。
当然僕もですが、どんなことにも視野を広く持ち、海外にもっともっと興味・関心を
向けなくてはいけないなと感じています。
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